米IT大手マイクロソフト(MS)は4月3日、日本で2029年までの4年間に100億ドル(約1兆6,000億円)を投資すると発表した。日本企業と連携して人工知能(AI)の開発基盤や人材育成を強化し、国内でAIを運用する環境整備を進める。
投資計画では、政府や防衛産業の企業がMSのサービスを利用してAIを開発する際、ソフトバンクやさくらインターネットが国内で運営するデータセンター(DC)のみでデータを処理できるようにする。
人材育成では、NTTデータや日立製作所など国内5社と連携し、2030年までに日本で100万人のAI人材を育成するため、学習プログラムを提供する。政府はAIやロボットの開発・活用を担う人材が2040年に339万人不足すると推計しており、この課題克服の一環とする。
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成年後見「終身制」廃止へ, デジタル遺言創設
政府は4月3日、認知症の人たちをサポートする成年後見制度を見直し、一度始めると亡くなるまで後見人が付く「終身制」を廃止する民法改正案を閣議決定した。ニーズに合わせた「オーダーメード型」の仕組みとする。
また、高齢化の進展に対応するため、パソコンやスマートフォンで作成する「デジタル遺言」の創設も盛り込んだ。
改正法では、本人の判断能力に応じて分けられる現行の「後見」「保佐」「補助」の3類型のうち、症状が軽い人向けの「補助」に一本化。①判断能力が不十分②本人の同意③制度利用の必要性ーーの条件を満たせば、家裁が支援対象行為や担当者を決定する。担当者には年1回の状況報告を義務付け、補助の必要がなくなれば家裁が職権で終了させる。家族から終了を申し立てることもできる。
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米有人月探査打ち上げ成功 約半世紀ぶり
米国航空宇宙局(NASA)は4月1日午後6時35分(日本時間2日午前7時35分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、月周回に向かう米国とカナダの飛行士4人が搭乗した宇宙船「オリオン」を打ち上げ、予定していた軌道への投入に成功した。人類初の月面着陸を果たした「アポロ計画」以来、約半世紀ぶりに人類が月を目指す。
米国主導で日本も参加する有人月探査「アルテミス計画」の第2弾にあたる今回の「アルテミス2」では、約10日間飛行し、月の裏側を回って地球に帰還する。
オリオンは2022年の「アルテミス1」で無人飛行に成功。今回は、月周辺の厳しい環境で、人を乗せた宇宙船や生命維持装置が設計通り作動するか検証する。2028年を目標とする有人月面着陸につなげる。その後、日本人飛行士が月に降り立つ予定も組まれている。