硫黄島沖に噴火で直径約100mの新たな島を確認 東大地震研

東京大地震研究所の前野深准教授は11月7日までに、小笠原諸島の硫黄島から約1kmの沖合で噴火が発生し、新たな島ができているのを確認した。航空機からの観察で、マグマが海水に触れて”マグマ水蒸気爆発”が起きているのを確認。数分おきに噴煙が上がり、高さは50m以上に達していたという。
気象庁によると、この付近では2022年7〜12月と2023年6月にも噴火があった。前野氏は「今回の噴火が続けば新しい島も大きくなるだろうが、いつまで続くか見通せない」としている。

ヤマトHD 初の自社貨物機導入 24年4月から運航 初号機成田に到着

宅配大手のヤマトホールディングスは、日本航空グループと連携して自社専用の貨物機の運航を始める。航空機3機をリース契約で初めて導入し、2024年4月から運航を開始する。これを前に11月6日、初号機が成田空港に到着し、披露した。貨物機の運航は日本航空のグループ会社が担い、1日最大21便を運航して成田や羽田と新千歳、北九州などを結ぶ計画。
自社専用の貨物機を持つことで、長距離輸送の新たな手段を確保するのが狙い。貨物の積載量は最大28トンでトラックおよそ6台分にあたるという。

パナソニックHD, 東急, UR都市機構 空中配送ロボ実証で連携協定

パナソニックホールディングス(HD)、東急、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)は11月6日、川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地で、世界初となる郊外住宅地における空中配送ロボット技術を活用した新たな配送サービスの実証実験を実施することで、10月13日に連携協定を締結し、11月18日から実証実験を開始すると発表した。
3社は、この実証実験を活用し持続可能なまちづくりを推進する。実証実験の実施期間は2024年3月31日まで。この実験で、空中配送ロボットによる配送システムを試行的に運行させ、その効果や課題の把握、利用頻度や利用目的のニーズ把握と、生活への影響を調査する。

クボタ 後付けGPS端末を24年3月販売 他社・中古農機も装着OK

クボタ(本社:大阪市浪速区)は11月6日、他社製農機に後付けする全地球測位システム(GPS)端末の販売を2024年3月に開始すると発表した。農機の位置情報を把握し、専用システムから作業時間や場所を記録しやすくする。従来は同システムに対応した農機を買う必要があった。新たに販売する後付け機器「KSAS(ケ−サス)シンプルコネクト」はGPS端末と農機に装着するための金具がセットで1台当たり税別5万円。後付機器で、他社製や中古の農機にも対応できるようにする。

西武鉄道 24年1/1から全線を100%再生エネ由来電力で運行

西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)は11月7日、脱炭素に向けて西武グループ環境方針に基づき、2024年1月1日から西武鉄道全線で使用するすべての電力を実質的に再生可能エネルギー由来の電力とし、実質CO2排出量ゼロで運行すると発表した。
西武グループは運営する「西武武山ソーラーパワーシステム」で発電する電力で、2021年4月から山口線(レオライナー)で運行を開始。今回、東京電力エナジーパートナーの再生エネ電力メニューを導入することで、通年・全路線・全列車での運行を実現し、年間約15万7,000トン排出していたCO2が実質ゼロになる。これは一般家庭の年間CO2排出量にすると約5万7,000世帯分に相当する。

日産化学 シンガポール現地法人を設立 ASEAN]で事業拡大へ

日産化学(本社:東京都中央区)は11月7日、シンガポールに現地法人を設立したと発表した。新会社の資本金は10万シンガポールドルで、日産化学が全額出資する。営業開始は2024年1月の予定。
今後も成長が見込まれるASEANならびにその周辺国の農業マーケットで、販売支援および普及サービスを強化するとともに販売体制を構築し、農業化学品事業のさらなる拡大を目指す。

WHO推計 22年世界の結核死者130万人 2年連続増から減少

世界保健機関(WHO)は11月7日、2022年の結核による死者が130万人だったとの推計を公表した。結核による死者は、新型コロナウイルスの世界的大流行で医療機関が逼迫したことで、その間、適切な治療を受けられないケースが続出。2020年、2021年と2年連続で増加していた。だが、ようやくコロナ禍が沈静化したことで減少に転じた。
2022年に新たに結核の発症が確認されたのは750万人に上り、1995年にWHOが世界的な監視体制を構築してから最多となった。ただ、この増加分についてWHOは、新型コロナ禍で適切な診断や治療を受けられず、2022年になってから判明した患者分がかなり多く含まれているとみている。

10月輸入EV販売 40%増加 輸入車1万6,447台の12%に

日本自動車輸入組合(JAIA)が11月7日発表した10月の電気自動車(EV)の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、前年同月比40%増の1,983台だった。増加は15カ月。輸入車販売全体の台数1万6,477台(前年同月比7%減)に占める割合は、同4ポイント増の12%だった。
輸入EVでは独アウディの「Q4 e-tron」、同BMWの「iX1」や「iX3」の販売が好調。中国の比亜迪(BYD)「DOLPHIN(ドルフィン)」も順次始まっている。

中国 途上国への巨額融資で3%→8.7%への罰則金利を設定

米国の研究機関の分析によると「一帯一路」を掲げ中国が行った途上国へのインフラへの巨額融資の返済が滞った場合の罰則金利が3倍近くに引き上げるなど強引な債権回収強化の姿勢が明らかになった。これは米国バージニア州の公立大学、ウイリアム・アンド・メアリー校のエイドデータ研究所が11月6日公表したもの。
返済が滞った国に対する罰則金利を設け、2017年までの4年間は上限が3%だったのに対して、2021年までの4年間は8.7%と3倍近くに引き上げていたという。
中国から途上国への融資残高は、元本だけで少なくとも1兆1,000億ドル、日本円でおよそ165兆円に達し、世界最大の債権国になっていると指摘している。

冬の味覚・ズワイガニ漁11/6一斉解禁 1.2kgのカニ1,000万円で落札

日本海の冬の味覚、ズワイガニ漁が11月6日午前0時に一斉に解禁され、スタートした。兵庫県の新温泉町の浜坂漁港「で水揚げされたカニは正午から競りにかけられた。重さ1.2kgの同地のブランド「煌星(きらぼし)」の雄のカニが浜坂漁港で史上最高値となる1,000万円で落札された。冬の食卓を彩るズワイガニ漁は雌は12月末まで、雄は2024年3月20日まで