PPIH シンガポールに「DON DON DONKI」6/1オープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は5月18日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(シンガポール)(本社:シンガポール)が、2023年6月1日に「DON DON DONKI
Paya Lebar Quarter(パヤレバクオーター)」をオープンすると発表した。
同店が出店する「Paya Lebar Quater Mall」はPaya Lebar駅および集合住宅に直結している利便性の高い商業施設。売場面積が約1,134㎡、営業時間は10時〜23時。

中西太さん死去 90歳 プロ野球西鉄の黄金期築く 兼任監督も

プロ野球西鉄(現 西武)の強打者として黄金期を支え、選手兼任で監督も務めた中西太(なかにし・ふとし)さんが、5月11日に東京都内の自宅で心不全のため死去していたことが分かった。90歳だった。1952年に西鉄入りして新人王を獲得。稲尾和久、豊田泰光さんらと西鉄の黄金期を築き、1956年から3年連続の日本一を支えた。4年連続を含む5度の本塁打王、2度の首位打者、3度の打点王に輝いた。

中越パルプと丸紅 CNF使用の化粧品用途向け原料の販売開始

中越パルプ工業(東京本社:東京都千代田区)と丸紅(本社:東京都千代田区)は5月17日、中越パルプが製造するACCセルロースナノファイバー(以下、CNF)「nanoforest(R)」を使用した化粧品用途向け原料の販売を開始したと発表した。中越パルプが製造するCNFは、原料に未利用竹材を含む国産竹100%の天然繊維を使用。用途に合わせた形態で提供できることに加え、これを配合することで増粘性や触感改良機能、顔料分散安定性、洗浄性、保湿性、乳化安定性などを付与できるという。

コマツとトヨタ 鉱山現場で自動走行するライトビークル開発で協業

コマツとトヨタ自動車は5月17日、鉱山現場のライトビークルの自動化を目指し、無人ダンプトラック運行システム(以下、AHS)上で自動走行するライトビークル(以下、ALV)の開発で協業開始すると発表した。現在、コンセプト車両で試験を実施しており、2024年1月ごろをめどに顧客現場での実証実験を開始する予定。
コマツはAHSの管制システム上にALV用管理プログラムを新たに開発し、トヨタは乗用車で培った自動運転技術を応用し、AHSの管制システムからの指令により自動で走行するALVを開発する。無人ダンプトラックとALVを、コマツのAHS管制下で協調制御して自動走行させることで、鉱山現場のさらなる安全性と生産性向上の実現を目指す。

関電不動産 EV充電器設置住宅を訴求 JR星田駅前開発物件で

関西電力傘下の関電不動産開発は5月17日、JR学研都市線の星田駅(所在地:大阪府交野市)近くで開発するすべての戸建住宅に電気自動車(EV)の充電器を設置すると発表した。分譲マンションには総戸数の半分弱にあたる159個の充電器を備える。
EV充電器を設置するのは、7月中旬の完売開始予定の「スマートエコタウン星田」の建売住宅98戸と、2024年以降の竣工を目指す全382戸の分譲マンション「シエリアシティ星田駅前」。脱炭素社会に向け、EVの所有者が住みやすい街とする。

アスエネ フィリピン・セブ市にグローバル開発センター

二酸化炭素(CO2)排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」などを手掛けるアスエネ(本社:東京都港区)は5月17日、フィリピン・セブ市に5月中にプロダクトと機能開発を強化するためのグローバル開発センターを立ち上げると発表した。アジアの脱炭素、ネットゼロ推進に向けて、グローバルな人材採用を進める。
同社は現在、海外現地法人、Asuzero Singaporeを通じ、シンガポールを中心に東南アジア各国への「アスゼロ」、ESG評価サービス「ESGクラウドレーティングECR」を展開している。

4月の貿易赤字4,324億円 21カ月連続赤字も赤字幅は半減

財務省が5月18日発表した4月の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4,324億円の赤字だった。21カ月連続の赤字となったが、赤字幅は前年同月比で半減した。輸入はエネルギー価格の高騰が一服し、前年同月比で2.3%減の8兆7,208億円、輸出は同2.6%増の8兆2,884億円だった。

スズキ, ダイハツ,トヨタ共同開発のBEV商用軽バン試作車を公開

スズキ、ダイハツ、トヨタ自動車は5月17日、3社で共同開発してきたBEVシステム搭載の商用軽バン電気自動車(以下、BEV商用軽バン)のプロトタイプを、「G7広島サミット」に際し5月18〜21日に、一般社団法人 日本自動車工業会の行う自動車業界のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを紹介する展示イベントで公開すると発表した。車両はダイハツが生産し、スズキ、ダイハツ、トヨタ自動車がそれぞれ2023年度内に導入する予定。一充電当たりの航続距離は200km程度とする。

JR大阪駅西側の新駅ビル「イノゲート大阪」24年秋開業

JR西日本(本社:大阪市北区)は5月16日、大阪駅の西側に建設する新ビルの上棟式を行うとともに、同ビルの名称を「イノゲート大阪」とすると発表した。革新を意味する「イノベーション」と、入り口をなどを示す「ゲート」を組み合わせたもの。地上23階建てで、2024年秋に開業させる、大阪駅西口改札に直結する駅ビル。
2024年夏には大阪駅南側に、大阪中央郵便局跡地にできる「JPタワー大阪」も開業する予定で、大阪駅前・周辺にはさらににぎわいが生まれる。

国内二輪4社 脱炭素へ「水素エンジン」の研究開発で協業

カワサキモーターズ、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機の国内二輪4社は5月17日、二酸化炭素(CO2)を排出しない「水素エンジン」について、二輪車向けの研究開発で協業すると発表した。すでに5月11日に、小型モビリティ向け水素エンジンの基礎研究を目的とした「水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合(所在地:東京都中央区、HySE:Hydrogen Small  mobility & Engine Technology)」の設立に向け、経済産業省の認可を得た。
HySEの特別組合員として川崎重工業とトヨタ自動車が参画する。HySEは2023年6月設立予定。活動期間は5年間。二輪車では各社が電動化の取り組みを進めているが、航続距離が短いなどの課題がある。4社が中心となって、電動化以外の脱炭素の選択肢として水素エンジンの実現性を探る。