広島 78回目の原爆忌 海外から最多の111カ国とEU代表者出席

広島市に1945年、原爆が投下されてから8月6日、78年となった。同市の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が開かれた。式典の参列者は約5万人。海外から過去最多の111カ国と欧州連合(EU)の代表者が参列した。ウクライナへの侵攻を理由に、2022年に続きロシアとベラルーシは招待しなかった。
式典では、この1年間に亡くなったり、死亡が確認された5,320人の名前を加えた原爆死没者名簿が原爆慰霊碑の石室に納められた。記帳された死没者総数は33万9,227人となった。

夏の甲子園 49代表校・選手が一堂に会し開会式 平常に戻る

第105回全国高校野球選手権大会は8月6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。新型コロナウイルス禍で、昨年まで簡素化されていた開会式では、49代表校・選手が入場行進し、平常に戻り、参加選手が憧れの舞台に一堂に会した。ただ、例年にも増して危険な暑さが続く中、試合中”休憩タイム”が設けられるなどこれまでにない、選手、審判員ら参加者への配慮も施される大会となる。大会は順調に進めば休養日を含めて17日間で、22日に決勝戦が行われる。

なでしこJ 準々決勝の相手はスウェーデン 女子ワールドW杯

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)は8月6日、決勝トーナメント1回戦の2試合が行われた。その結果、11日に行われる準々決勝の日本の相手が前回大会3位のスウェーデンに決まった。日本は2021年の東京五輪準々決勝で対戦し、1−3で敗れている。当時よりは戦力が若返り、大幅に底上げされたなでしこジャパンだけに、雪辱を期待したい。
スウェーデンは史上初の3連覇を狙った米国と対戦。米国の再三の得点機会をGKのファインセーブで防ぎ、延長戦までもつれ込んでも決着がつかずスコアレス・ドロー。PK戦を5−4で制した。もう1試合は前回大会準優勝のオランダが南アフリカに2−0で快勝した。

トヨタ 中国のポニーと年内にも自動運転タクシーの新会社設立

トヨタ自動車は8月4日、中国で自動運転タクシーの商用化に向けて、2019年に自動運転技術開発で協業している中国の小馬智行(ポニー・エーアイ)と合弁会社を設立すると発表した。合弁新会社は年内にも設立し、2024年にも実用化を目指す。投資総額は10億人民元(約200億円)以上になる見込み。新会社にはポニーが50%出資し、トヨタの中国法人、トヨタの合弁会社、広汽トヨタなどが資本参加する予定。

日本製鉄 高炉水素還元技術の試験炉でCO2排出量22%削減を確認

日本製鉄は8月4日、東日本製鉄所君津地区の水素還元試験炉(内容積12㎥)で、世界最高水準となる高炉本体からのCO2排出量を22%削減する効果を確認したと発表した。さらに2023年内をめどに、30%以上のCO2削減を目指した試験を予定している。これらの実証試験を重ね、大型高炉でのSuper COUSE50技術(CO2排出量50%以上削減)確立の早期化に取り組んでいく。

立命館大学 日本マイクロソフトとDX人材育成で連携 学内に拠点

立命館大学は8月3日、日本マイクロソフトとデジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成などに関する連携協定を結んだと発表した。2024年に、大阪いばらきキャンパス(所在地:大阪府茨木市)内へ日本マイクロソフトの拠点を設置し、クラウド技術の活用やスタートアップ育成などで支援を受ける。

在留資格ない子どもに特別許可 政府 一律強制送還から救済措置

斎藤健法相は8月4日、日本で生まれ育った在留資格がない外国人の子どもについて、家族に重大な犯罪歴がないなど一定の条件を満たせば「在留特別許可」を付与すると発表した。対象は数百人規模になる見通し。
改正出入国管理法が今年の通常国会で成立。難民審査中でも、申請が3回目以降なら強制相関が可能になった。ただ、日本でしか暮らしたことのない子どもが、親とともに送還される可能性があるため、一定の救済策を講じるもの。
出入国在留管理庁によると、強制退去処分が出ても帰国を拒む外国人は2022年末に4,233人で、そのうち日本で生まれ育った18歳未満の子どもは201人いる。政府はこの201人の少なくとも7割に在留特別許可を出す方針。

シャープ4〜6月期 営業赤字に転落 液晶パネルの販売不振響く

シャープ(本社:大阪府堺市)が8月4日発表した2023年4〜6月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が70億円の赤字(前年同期は61億円の黒字)に転落した。液晶ディスプレー事業のパソン向けパネルなどの市況低迷が響いた。また円安が進み、海外で生産する家電の国内販売への打撃となった。売上高は前年同期比3.7%減の5,412億円、純利益は同79.5%減の55億円だった。

花王 中国での紙おむつ生産終了 構造改革費用600億円計上へ

花王(本社:東京都中央区)は8月3日、中国・合肥工場(所在地:安徽省合肥市)で手掛けている紙おむつ「メリーズ」の生産を同日付で終了したと発表した。2023年12月期に、これに伴う構造改革費用600億円を計上する。
同社は2009年に中国で紙おむつの販売を開始。2012年に合肥工場が稼働、通気性や肌触りの良さで消費者に支持されシエアを拡大した。だが、ここ数年は現地企業の品質が向上し、シェアが低下し事業採算が大きく悪化していた。

なでしこJ ベスト8へ進出 ノルウェーを3−1で撃破

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、日本代表「なでしこジャパン」は8月5日、決勝トーナメント1回戦でノルウェーに3−1で勝ち、ベスト8進出を決めた。なでしこジャパンのベスト8進出は準優勝した2015年のカナダ大会以来、2大会ぶり。11日に行われる準々決勝の対戦相手は、6日行われるスウェーデンー米国戦の勝者だ。2011年ドイツ大会以来の頂点を期待したくなる戦いぶりだった。