日本 バングラデシュの第四次初等教育開発に5億円を無償支援

日本政府は、バングラデシュが進める「第四次初等教育開発計画」で、5億円を限度にカリキュラムや教科書の改訂、教員の指導能力の強化への取り組みを無償資金協力する。同国では各学年で求められる水準の学力に達している児童割合等、学習達成度を示す指標が伸び悩み、教育の質の改善が喫緊の課題として残されている。

日本 カンボジアの産業・生活インフラ整備に257億の円借款

日本政府は、カンボジアの首都プノンペンとタイを結ぶ運輸インフラの基幹道路整備と、上水道整備に総額257億7,300万円を限度とする円借款を供与する。案件は2件で、カンボジアの基幹道路で南部経済回廊の一部の国道五号線の沿線地域を含む整備に236億9,200万円、同国最大の観光都市、シェムリアップ市の上水道拡張計画(第3期)に20億8,100万円。

”ゼロゼロ融資”受けた企業の倒産が加速, 未回収すでに470億円

帝国データーバンクのまとめによると、”ゼロゼロ融資”を受けた後、1,000万円以上の負債を抱え法的整理の手続きを取った企業の数が今年1〜5月で236件と前年同期比1.5倍に増えている。2022年は1カ月平均32件だったのに対し、2023年は47件と加速している。
ゼロゼロ融資は無利子の期間が最大3年間で、2020年4月から5月にかけて出された1回目の緊急事態宣言の後、運転資金確保のために融資を受けたケースが多いことから、返済は7月から本格化するとみられている。すでにゼロゼロ融資を受けた企業の倒産件数は累計で802件で、回収できなかった融資額は推計でおよそ470億6,000万円に上るという。
経済産業省によると、申し込みは2022年9月末で終了し、融資総額はおよそ43兆円に上る。仮に企業が返済できなくなった場合は、各地の信用保証協会が元本を肩代わりするが、協会は国の財源を裏付けとしているため、最終的に回収できなければ、融資資金の一部は実質的には国民負担となる。
融資を受けた企業の返済が今夏から本格化するため、政府は企業の新たな借り換えを保証する制度を2023年1月に設けており、利用実績は6月9日時点でおよそ1兆2,000億円となっている。

22年死亡者 過去最多の156万人 20年で1.5倍 火葬できず12日間待ちも

厚生労働省の人口動態統計によると、2022年1年間に国内で死亡した日本人の数は156万8,961人で、前年比12万9,105人(8.9%)増え、1899年に統計を取り始めて以降、最多となった。これを1989(平成元)年と比べるとおよそ2倍、この20年でも1.5倍に増えている。高齢社会の進行に伴いこの傾向は変わらず、2040年には約167万に達する見込みだ。2022年は、この大幅な増え方で人口の多い都市部では、亡くなった家族をすぐに火葬できず、12日間も待ったケースも出ている。
2022年死亡者を死因別でみると、最多は「がん」で38万5,787人と全体の24%を占めている。次いで「心疾患」が23万2,879人(14%)、「老衰」が17万9,524人(11%)などが続き、「新型コロナ」は4万7,635人だった。

G7男女共同参画相会合 男女間の賃金格差是正など共同声明

栃木県日光市で開かれていた主要7カ国(G7)の男女共同参画・女性活躍担当相会合は6月25日、「コロナ禍の教訓」や「女性の経済的自立」をテーマに討議を行い、議論の成果を盛り込んだ共同声明を発表して閉幕した。
共同声明では①男女間の賃金格差を是正するため、柔軟な働き方や公平で透明な給与制度を推進する②性別に基づく役割分担意識などの変革の必要性を強調している。

イクイノックス 宝塚記念制す 国内外でG1レース 4連勝飾る

第64回宝塚記念(2200m芝、17棟頭出走、G1)は6月25日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われ、圧倒的1番人気に支持されたイクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が2分11秒2で優勝し、昨年秋以降に天皇賞・秋、有馬記念、ドバイ・シーマクラシックに続く国内外のG1レース4連勝を飾った。ルメール騎手は宝塚記念2勝目、木村哲也調教師は初勝利。
イクイノックスは前半、後方に待機し、最後の直線で他馬とは違う差し脚で一気に先行馬を抜き去り、トップに突き抜けた。クビ差の2着に10番人気のスルーセブンシーズ、さらに1馬身差の3着に2番人気のジャスティンパレスが入った。

落合改め伯桜鵬が3場所で最速タイの新入幕 大相撲名古屋場所

日本相撲協会は6月26日大相撲名古屋場所(7月9日初日、会場:ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表した。先場所・十両西8枚目で14勝した落合改め伯桜鵬が、幕尻の西前頭17枚目に入り、新入幕を果たした。初土俵から3場所での新入幕は遠藤と並んで昭和以降、最速タイのスピード出世。伯桜鵬は元横綱白鵬の宮城野親方の弟子。このほか、豪ノ山と湘南乃海が新入幕、武将山が再入幕を果たした。

5月熱中症搬送 過去2番目の3,655人 真夏日続きで 消防庁

総務省消防庁は6月24日、5月に熱中症の疑いで救急搬送された人は全国で3,655人に上ったと発表した。前年同月比987人上回り、比較可能な2015年以降で2019年の4,448人に次いで多かった。体が夏の暑さに慣れていない中、各地で真夏日の30度超えの急激な気温上昇が続いた5月中旬を中心に搬送者が増えた。
全搬送者のうち、65歳以上の高齢者が51.5%を占めた。都道府県別でみると、東京の270人が最多で、埼玉269人、愛知259人、大阪201人などと続いた。