漫画家、手塚治虫(1928〜1989年)の、今年誕生50周年の代表作「ブラックジャック」の新作が、人工知能(AI)で制作されることなった。6月12日、慶應義塾大学の栗原聡教授や、手塚氏の長男で手塚プロダクション取締役の手塚眞さんらが参加する「TEZUKA2023」プロジェクトが発表した。
200話以上ある「ブラックジャック」を構造分析してデータ化。これに最近のテキスト・画像生成AIの急速な進化を取り入れ、より高いレベルで「AIと人間の共創」の可能性を検証する。新作は今秋、「週刊少年チャンピオン」(秋田書房)に掲載される予定。
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24年の大河ドラマの主人公・紫式部ゆかりの3市が連携協定
2024年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部にゆかりのある福井県越前市、滋賀県大津市、京都府宇治市の3市が6月10日、情報発信やプロモーションなどを共同で行う連携協定を結んだ。3市の市長はは同日、平安貴族の衣装を身にまとって、越前市の紫式部公園で締結式に臨んだ。協定には本放送に合わせ、それぞれの市が持つ歴史や文化を活用し、観光客の誘致に向けた情報発信に連携して取り組むことが盛り込まれている。
越前市は紫式部が1年余暮らしたとされる。大津市には『源氏物語』の構想を練ったとされる石山寺がある。宇治市は物語の舞台の一つになっている。
大河ドラマ「光る君へ」は、貴族文化が花開いた平安時代を舞台に、当時最大の権力者、藤原道長を頂点とする天皇家や摂関政治を通した社会背景のもと、『源氏物語』の作者として知られる紫式部の人生を描く内容で、5月から撮影が始まっている。