環境省の推計によると、日本海溝・千島海溝沿いで想定されるマグニチュード(M)9級の巨大地震に伴う住宅がれきなどの災害ごみは最大で2,717トンに達することが分かった。処理完了までに3年間を要した東日本大震災時の約2,000万トンを上回る規模。
環境省は自治体に対し、地震や台風などによる災害ごみの処理計画を事前に策定するよう求めてきた。だが、政府が日本・千島海溝地震対策を重点的に進める沿岸部を中心とする272市町村のうち、策定済みは2022年3月末時点で136市町村にとどまっている。処理が滞れば復興の遅れに直結する。
大阪ではIR開業巡り5氏が立候補 6政令市長選告示
春場所 関脇霧馬山が初優勝, 大栄翔との決定戦制す
災害時 安否不明者氏名 家族の同意なしに公表可能に
75歳以上「認知症の疑い」の63%が免許継続断念
ドバイで日本馬躍動 ウシュバテソーロ WCを制覇
競馬のドバイ国際競走は3月25日、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのメイダン競馬場で日本馬も数多く参戦し、行われた。メインのドバイ・ワールドカップ(G1、2000m、ダート)でウシュバテソーロ(川田将雅騎乗)が優勝し、1着賞金696万ドル(約9億2,000万円)を獲得した。日本馬が同レースを制したのは2011年のヴィクトワールピサ以来2度目。
イクイノックス 圧巻のドバイ・シーマC制覇 G13勝目
ドバイ・シーマクラシック(G1、2410m、芝)は2022年の年度代表馬イクイノックス(クリストフ・ルメール騎乗)が圧巻の強さをみせ、完勝した。この結果、同馬は天皇賞y・秋、有馬記念に続くG13勝目を挙げた。
ドバイ・ターフ(G1、1800m、芝)ではダノンベルーガが2着に入った。このほか、GⅡレースではUAEダービー(1900m、ダート)で、デルマソトカゲ(クリストフ・ルメール騎乗)が優勝するなど、上位4頭を独占した。
キリンビバレッジなど ペットボトルリサイクル協定
2月中途求人倍率2.15倍 転職希望増で2カ月連続低下
EU 35年以降もエンジン車販売容認 合成燃料利用で
22年の外国人労働者5.3%増の182万人余で過去最多
厚生労働省が発表した2022年10月末現在の外国人雇用状況(届け出)によると、外国人労働者数は前年比5.3%増の182万2,725人で、届け出が義務化された2007年以降で過去最多を更新した。新型コロナウイルス禍でこの2年間は横ばいの微増にとどまっていたが、水際対策の緩和を受け、再び前年比5%を超える増加に転じた。一方で2021年に初めて減少した「技能実習生」は2年連続で減少している。
国別ではベトナムが最多の46万2,384人、中国が38万5,848人で続いている。雇用先は製造業や介護分野が多い。3番目はフィリピンの20万6,050人、4番目はブラジルの13万5,167人、5番目のネパールは11万8,196人で、初めて10万人の大台を突破した。
在留資格別では「身分の基づく在留資格」(永住者・日本人の配偶者など)が59万5,207人と全体の32.7%を占め最多。次いで「専門的・技術的分野」が47万9,949人、「技能実習」が34万3,254人、「留学などの資格外活動」が33万910人と続いている。