東急不 国内初の洋上浮体式太陽光発電の技術実証開始

東急不動産(本社:東京都渋谷区)は5月9日、東京都政策企画局が主導する「東京ベイeSGプロジェクト 先行プロジェクト」に採択された、国内初となる洋上での浮体式太陽光発電の技術実証に向けて、同設備の海面への設置を完了したと発表した。これにより、中央防波堤エリアに設置した設備(約30m×約26m×約6m)での発電、蓄電池への蓄電、蓄電池の運搬・消費の実証実験を開始する。
実証実験は、SolarDuck B.V.(本社:オランダ・ロッテルダム)および京セラコミュニケーションシステムとの連携のもと進められる。

電源開発 30年までに石炭火力発電所5基休廃止を発表

電源開発(Jパワー、本店:東京都中央区)は5月9日、2030年までに国内で運転する石炭火力発電所5基を休廃止すると発表した。5基の発電容量は計2,700メガ(メガは100万)ワットに上り、同社の国内火力発電の3割にあたる。残る発電所は脱炭素燃料との混焼や、石炭由来の水素を燃料にする石炭ガス化複合発電(IGCC)に転換する。
休廃止対象発電所は高砂火力発電所1,2号機(所在地:兵庫県高砂市)、松島火力1号機(同長崎県西海市)、竹原火力3号機(同広島県竹原市)、松浦火力1号機(同長崎県松浦市)。
同社が発電所ごとの休廃止計画を明らかにするのは初めて。世界的に脱炭素の圧力が強まる中、構造転換を急ぐ。

「太陽フレア」連続発生 GPSなど誤差拡大の恐れ

情報通信研究機構(NICT)は5月10日、太陽の表面で爆発現象が起こる大規模な「太陽フレア」が8日から10日未明にかけ、連続して6回発生したと発表した。これにより、世界各地でピンクに染まったオーロラが見られた。
この爆発の影響で全地球測位システム(GPS)の誤差が拡大したり、宇宙にある人工衛星との通信に障害が起きる可能性がある。今後数日はさらに太陽フレアの発生が考えられ、NICTは注意を呼びかけている。

スペイン 25年万博パビリオンテーマは大航海時代「黒潮」

スペインは5月9日、東京都内のスペイン大使館で2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンのデザインや展示内容を発表した。
テーマは、400年以上前の大航海時代、世界に雄飛したスペインがアジアを目指した航路で、利用していた「黒潮」。パビリオンの正面には海を表すブルーの階段が設置され、入り口はオレンジ色の円形で、同国を特徴付ける「海と太陽」を表現している。展示では海底にある歴史的遺産を保護する技術のほか、持続可能な社会の実現に向けて藻など海の資源を燃料や医薬品に活用する技術を紹介するとしている。

ダイキン”中興の祖”井上氏 会長を退任, 世界の空調企業に

ダイキン工業(本社:大阪市北区)で30年間にわたって経営トップを務め、グローバル化を主導してきた井上礼之氏が会長職を退任する。井上氏はM&A(合併・買収)や海外大手との提携を通じて省エネ技術を世界に広め、ダイキンを世界トップの空調メーカーに育て上げた。
同社は10月に、節目の記念すべき創立100周年を迎える。次の100年に向けた新たな戦略に基づく、新たな”舵取り”が求められる。

フィギュアスケート宇野昌磨が”電撃”現役引退発表

フィギュアスケート男子の2022年、2023年世界王者の宇野昌磨(26)が5月9日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表した。3月の世界選手権で3連覇を逃したとはいえ、今季の全日本王者でグランプリファイナルでも2位だった。若手陣の成長はあるものの、まだ国際舞台での出場経験が少なく、実力は未知数。いぜんとして日本男子のフィギュア界の”顔”的存在の宇野の引退は、大きな痛手だ。

全日本スキー連盟 モーグル堀島行真に最優秀選手賞

全日本スキー連盟は5月8日、2023〜2024年シーズンの最優秀選手賞にフリースタイルのモーグルで日本男子初となるワールドカップ(W杯)種目別優勝した堀島行真(トヨタ自動車)を選んだ。このほか、小林陵侑(チームROY)、小野光希(バートン)らが優秀選手賞、51歳の葛西紀明(土屋ホーム)は特別賞を受賞した。

東京ガス 王子製紙苫小牧工場で純国産e-メタン製造検討

東京ガスと東京ガスエンジニアリングソリューションズ(以下、TGES)は5月9日、王子製紙苫小牧工場における再生可能エネルギー(以下、再エネ)由来のグリーン水素と回収したCO2によるe-メタン製造に向けた共同研究を開始することで合意したと発表した。
e-メタンは、排気ガス等から回収したCO2と再エネ由来の電力(以下、再エネ電力)による電気分解で生成した水素の合成によってつくられる。燃焼してもCO2排出量が実質ゼロとなるエネルギー。
再エネ電力は、既存の水力発電設備や今後設置を検討する太陽光発電設備により発電し、CO2はパルプ製造工程で副生される黒液を燃料とする黒駅回収ボイラから、カーボンニュートラルな燃料由来のCO2として分離・回収する。

フジクラ モルドバの自動車用ワイヤーハーネス生産終了

フジクラ(本社:東京都江東区)は5月9日、モルドバのグループ会社、Fujikura Automotive MLD S.R.L.における自動車用ワイヤーハーネスの生産を終了すると発表した。取引顧客の生産車種の切り替えに伴い、同社の受注車種の生産が終了となることから、今回の生産終了を決めた。同社は2016年、東欧の顧客用ワイヤーハーネス生産拠点として設立、操業開始した。従業員数は1,300人。今後は清算に向けた作業を進める。
フジクラは引き続きワイヤーハーネス事業の効率化と生産性の向上に取り組み、さらなる高収益化を目指す。