ホンダは12月17日、12月下旬から2026年1月上旬に日本と中国の工場で生産停止や減産を行うことを明らかにした。オランに本社を置く中国資本の半導体メーカー、ネクスペリアの半導体不足が要因という。
対象工場は鈴鹿製作所(所在地:三重県鈴鹿市)と埼玉製作所(同埼玉県寄居町)、中国では広州汽車集団との合弁工場3カ所。
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欧州評議会 露へ損害補償「請求委」設立
人権問題などを扱う国際機関「欧州評議会」は12月16日、オランダ・ハーグで会合を開き、ロシアのウクライナ侵略による損害の補償に向けた国際的な「請求委員会」を設立することで合意した。関連条約が25カ国・組織で批准された後、ハーグに設置される。
欧州連合(EU)と34カ国が同日、条約に署名した。欧州評議会が2023年に設置した被害の登録窓口には、これまでに個人・団体からロシア軍による拷問や性暴力、住宅破壊など8万件以上の被害が報告されている。請求委はこれらの報告を踏まえ、それぞれの被害認定や補償金額の算定にあたる。
補償金の支払いは、参加国による寄付のほか、いずれはロシアが負担することが想定されている。ただ、ロシアの反発は確実だ。
世界銀行は2月時点で、ウクライナ復興に今後10年以上で5,240億ドル(約81兆円)が必要だとの推計を示している。