厚生労働省は12月28日、全国的に季節性インフルエンザの流行期に入ったと発表した。全国約5,000カ所の定点医療機関から報告された最新1週間(12月19〜25日)の患者数が1医療機関あたり「1.24人(速報値)」となり、流行開始の目安となる「1人」を超えた。
新型コロナウイルスが発生してから季節性インフルエンザの流行はなかったため、3年ぶりの流行となる。今後、新型コロナウイルスとの同時流行の影響が懸念される。
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塩野義 中国で正大天晴とコロナ治療薬の共同販促
塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は12月29日、中国平安人寿保険股份有限公司(本社:中国広東省)との合弁会社、平安塩野義(本社:中国・上海市)が、正大グループの医薬品事業を担う中国生物製薬(本社:香港)の子会社、正大天晴と、新型コロナウイルス感染症の治療薬エンシトレルビルフマル酸(日本での「ゾこーバ」)について、中国における販売プロモーション契約を締結したと発表した。
正大天晴は、医薬品の研究・開発・製造および販売を行う正大グループの中国医薬品事業の中核企業。7,000人以上の学術・販売スタッフを抱え、中国全土への医薬品のプロモーション活動を実施している。
今回の契約に基づき、平安塩野義と正大天晴が共同でエンシトレルビルフマル酸のプロモーション活動を行う。