東京商工リサーチのまとめによると、2022年(1〜12月)の「休廃業・解散」企業は、全国で前年比11.8%増の4万9,625件で2年ぶりに増加した。2000年に調査を開始して以降、2020年の4万9,698件にほぼ並ぶ、過去2番目の高水準となった。2022年は企業倒産も3年ぶりに増加に転じている。このため、関連支援策の希薄化と同時に、先行きの見通しが厳しい場合、市場退出を決断する経営者が増えている。
業歴別の構成比は、最多は10年以上20年未満の22.6%(前年21.6%)だった。次いで多かったのは30年以上40年未満の16,7%(同15.8%)だった。これに対し、10年未満は24.1%で、前年(26.6%)を2.5ポイント下回った。業歴の長い企業の休廃業・解散が目立つ結果となった。
産業別では10産業すべてで増加した。最多は飲食業や宿泊業、非営利団体などを含むサービス業ほかの1万5,876件(構成比32.0%、前年比12.8%増)だった。以下、建設業8,079件(同16.3%、同6.7%増)、小売業5,559件(同11.2%、同4.9%増)と続いている。
休廃業する直前の期の決算は、2022年は当期損益(最終利益)の黒字は前年を1.6ポイント下回る54.9%で過去最低を更新した。
休廃業企業の代表者を年齢別(判明分)にみると、70代が最も多く42.7%を占めた。以下、80代以上が22.5%、60代が21.2%と続き、60代以上が全体の86.4%を占めた。
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中国本土の22年総人口61年ぶり減少 前年比85万人減
中国国家統計局は1月17日、香港、マカオを除く中国本土の総人口が2022年末時点で14億1,175万人となり、前年から85万人減少したと発表した。同国の人口が減少するのは1961年以来61年ぶり。
出生数は前年比106万人減の956万人で、6年連続で前年を下回った。死亡数は1,041万人だった。出生数を総人口で割った「普通出生率」は0.677%と、建国以来の最低を更新した。
同国では少子高齢化が加速している。発表によると、2022年末時点で65歳以上の人口は2億978万人で、総人口に占める割合は2021年の14.2%から14.9%に高まっている。
中国政府系調査機関の中国社会科学院は2019年、中国の人口が2029年にピークを迎え、2030年から減少するとの予測を発表していたが、8年早まった。
「1995 むすぶ1.17」阪神大震災28年 街に鎮魂の祈り
6,434人が犠牲となった阪神大震災から28年。犠牲者を追悼する「1.17のつどい」が1月17日、神戸市中央区の公園「東遊園地」で開かれた。ボランティアらによって竹や紙の灯籠やキャンドルおよそ1万本で「1995 むすぶ 1.17」の文字がつくられ、今年は3年ぶりにコロナ流行前の規模で開催された。灯籠やキャンドルで形づくられた文字には、全国の震災を知らない世代にも、「震災の記憶と教訓」を語り繋いでほしい―。そんな願いが込められている。
被災者の高齢化が進む中、街の再興の一翼を担う若手商店主ら、中には平成半ば以降の生まれで初めてここを訪れ、震災が遺した様々な現実と教訓を目にする若者らの姿もみられた。震災を体験した世代は「生かされている意味を考えて生きたい」、自分も動けず、大事な家族を「助けてあげられなかった」などと語り、様々な想いを新たにする人もいる。
地震発生時刻午前5時46分が告げられると、集まった数多くの市民が黙とうした。この日は同公園に未明から多くの人が訪れ、街は鎮魂の祈りに包まれていた。