ジェトロ シンガポールで日本産水産物・食肉の商談会

ジェトロ シンガポールで日本産水産物・食肉の商談会

日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月29日、シンガポールで日本産農水産物・食品輸出商談会を実施した。2回目となる今回は2013年12月に開催された前回に続き「水産物・食肉」に絞った商談会で、11都道府県から15業者が集まった。会場には北海道の毛ガニやホタテ、宮城県のしらす干し、滋賀県の近江牛、石川県のスルメイカの鉄砲焼き、イカの一夜干しなどが紹介されていた。

ジェトロの担当者によると、シンガポールには飲食店が約6700店ある。このうち和食店は約900店に上り存在感を示している。ただ、シンガポールの食品輸入量に占める日本産品の比率は、わずか2%に留まっている。NNAが報じた。

ジャカルタで訪日誘致 首都圏が観光PR 多言語化強調

ジャカルタで訪日誘致 首都圏が観光PR  多言語化強調

東京都、千葉県、神奈川の各自治体と民間企業から成る26団体は1月29日、インドネシアの首都ジャカルタで現地旅行代理店向けの商談会を開催した。首都圏の多言語化などをアピール。2014年12月のインドネシア向け短期査証(ビザ)の緩和を追い風に観光客の招致を狙う。商談会にはドン・キホーテなどディスカウントストア、ホテルの運営企業やバスの運行会社などの代表者が参加。インドネシア側は旅行代理店59社が訪れた。NNAが報じた。

タイのTPA視察団16人来日 東京・立川市の企業訪問

タイTPA視察団16人来日 東京・立川市の企業訪問

タイの中小企業の技術向上や販路開拓などを支援する泰日経済技術振興協会(TPA)の幹部職員16人が来日した。1月28日は首都圏産業活性化協会(TAMA協会)の紹介で、東京立川市のメトロールを訪問した。日本の中小企業支援策や高度な技術を持つ中小製造業を見学することでタイの中小製造業の技術向上に役立てる。

経産省が新たな産官学関係構築へジャカルタでシンポ

経産省が新たな産官学の関係構築へジャカルタでシンポ

日本の経済産業省は1月28日、インドネシアのジャカルタで日本とインドネシア両国の産官学関係者の新しい協力関係構築に向けて議論する「インドネシア–日本、新しいパートナーシップシンポジウム」を開いた。知日派のインドネシア人150人、知インドネシア人派の日本人100人が参加。同シンポジウムは昨年に続き2回目の開催。在インドネシア日本大使館の進藤雄介次席公使、インドネシア科学技術評価応用庁(BPPT)のタタン・アフマッド・タウフィック副長官があいさつ。ガルーダ・インドネシア航空のアリフ・ウィボウォ社長は基調講演で、増加している両国相互の観光客の往来の状況を説明。そのうえで、両国の交流はさらに強いものになるだろうと語った。

ミャンマー進出後押し 2/16ニ経産省が高松市で会合

ミャンマー進出後押し 2/16に経産省が高松市で会合

日本の経済産業省四国経済産業局は1月26日、香川県高松市で2月16日に、四国企業のミャンマー進出の後押しを目的とした会合「ミャンマー会 in 四国(第3回)」を開催すると発表した。会合ではミャンマーの事業実績を持つ民間企業2社が現地への進出例を紹介する。また、国際協力機構(JICA)が進出支援制度について、海外産業人材育成協会(HIDA)が人材育成支援制度についてそれぞれ紹介する。

初めての新年会開催 バンドン・ジャパンクラブ

初めての新年会開催  バンドン・ジャパンクラブ

バンドン・ジャパンクラブ(BJC)は1月24日、西ジャワ州バンドンのスティアブディ通りにある会員制クラブ「エルドラド」で新年会を開いた。BJCは毎年、年末に忘年会を開いていたが、昨年12月は他のイベントが多く、今年初めて新年会を開催した。平川征二郎元会長や在インドネシア日本大使館の河内俊夫領事部長、バンドン日本人学校(BJS)の佐藤邦壽(くにひさ)校長や、会員とその家族など約120人が参加した。

歌や踊り、ビンゴ大会などを楽しみながら、新年を祝い交流を深めた。インドネシアの竹製楽器「アンクルン」による演奏で、「ふるさと」を参加者全員で合唱した。最後は東日本大震災のチャリティーソング「花は咲く」と、「レット・イット・ゴー」を全員で歌い上げた。じゃかるた新聞が報じた。

シンガポールで新幹線売り込み 日本政府が初の展示会

シンガポールで新幹線売り込み 日本政府が初の展示会

シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道(HSR)建設計画に日本の新幹線を売り込むため、日本政府が1月23~24日、シンガポールで初のセミナー・展示会を開催した。シンガポール政府・企業関係者、一般市民に安全性の高い新幹線を広く知ってもらい、日本の高速鉄道の優位性をアピールするのが狙い、会場には新幹線の運転台シミュレーターや模型も展示され、多くの家族連れでにぎわった。

セミナー・展示会は日本の国土交通省、経済産業省、日本貿易振興機構(ジェトロ)、日本鉄道車両輸出組合(JORSA)、海外鉄道技術協力協会(JARTS)、日本政府観光局(JNTO)が主催。会場はカジノ総合リゾート(IR)マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)内のサンズ・エキスポ・アンド・コンベンション・センター。一般向けに開催された展示会では大勢の家族連れが訪れ、24日にはオープン後30分で約500人が来場。シミュレーターは約3時間待ちの行列ができるほど人気を集めた。NNAが報じた。

広島視察団がマレーシア市場やハラルの現状を調査

広島視察団がマレーシア市場やハラルの現状を調査

ひろしま産業振興機構(広島県中区)は1月18~23日の日程でマレーシアとシンガポールへの視察研修を実施している。中小企業中心に広島県内の11企業・団体から16人が参加。生産拠点、消費市場としての可能性やハラルの現状を調査する。

マレーシアでの視察研修は19~22日までのクアラルンプール、ペナン、ジョホール州南部のイスカンダル・マレーシアを訪問。またマレーシア投資開発庁、ハラル開発公社、そしてマレーシアに進出している日系企業や現地企業の工業団地を視察・訪問した。NNAが報じた。

熊本県とジェトロがジャカルタで和牛輸出解禁イベント

熊本県とジェトロがジャカルタで和牛輸出解禁イベント

熊本県と日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月20日、インドネシア・中央ジャカルタのインターコンチネンタル・ホテルで、熊本産和牛の輸出解禁イベントを開いた。イベントは商談会を兼ねたバイヤー向けの和牛紹介セミナーと、県紹介レセプションの2部構成。セミナーでは参加者約200人に、イスラム学者会議(MUI)の「ハラル認証」を受けたゼンカイミート(熊本県錦町)の和牛が振る舞われた。全国開拓農協連は「牛肉好きなインドネシア人に本物の和牛を提供したい」と安全性やハラル認証、肉質の高さなどを紹介した。

レセプションには熊本県の蒲島郁夫知事や、ゆるキャラ「くまモン」が参加。同知事は「日本のおいしい牛肉を熊本から発信できることが誇りだ」と語り、インドネシア側のパートナーを増やして輸出増加につなげる意欲を示した。インドネシア人参加者からは「ハラルなので安心」「柔らかくておいしい」と好評。ただ、価格が高くて手が出しにくいという声があり、富裕層を照準にした展開となりそうだ。じゃかるた新聞が報じた。

フィリピン日本人商工会議所会頭に三菱商事の天野氏

フィリピン日本人商工会議所会頭に三菱商事の天野氏

フィリピン日本人商工会議所(JCCIPI)は1月20日、冨野哲夫会頭(三井物産アジア・大洋州マニラ支店長)の後任を決める会頭選挙を行い、三菱商事マニラ支店の天野善夫支店長を選出した。天野氏が同日付で新会頭に就任した。NNAが報じた。