三井化学 ペットボトル原料の国内生産23年8月で終了 2022-03-18アジア-産業fujishima 三井化学(本社:東京都港区)は3月15日、ペットボトルや合成繊維などの原料となる高純度テレフタル酸(PTA)の国内生産を打ち切ると発表した。国内需要の減少に加え、中国を中心にPTA製造設備が急増。市況が下落し、様々な合理化に取り組んできたが、収益確保が難しいと判断した。これにより、岩国大竹工場(所在地:広島県大竹市、山口県岩国市、和木町)での生産を2023年8月に打ち切る。停止するPTAの生産能力は年間40万トン。