中国国家統計局が3月16日発表した2022年2月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、1月との比較で、全体の6割弱の40都市で下落、27都市で上昇し、3都市で横ばいだった。下落が1都市増え、上昇が1都市減った。
大都市の上昇率が鈍り、中小都市でも価格の下落圧力が強まった。各都市平均の価格変動率は0.1%のマイナスで、6カ月連続で下落した。
都市の規模別でみると、北京、上海、広州、深圳の「1級都市」のマンション価格は平均で前月を0.5%上回った。省都クラスの「2級都市」は横ばいだった。それ以下の「3級都市」は0.3%下落し、1月からマイナス幅が拡大した。