ベトナム1~3月GDPは5.03%増 先行きは資源高に懸念

ベトナム統計総局は3月29日、2022年1~3月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比5.03%増となったと発表した。工業・建設部門の生産回復が成長をけん引した。
ベトナム政府は新型コロナウイルスとの共存”ウィズコロナ”政策を打ち出しており、まずはこれに沿った経済動向を確認する形となった。ただ、ウクライナ情勢の深刻化による影響で、4~6月期以降は資源高が工業生産に波及する可能性があり懸念材料だ。