日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド・デリー首都圏にディーゼル発電聞規制などが適用された。インド大気質管理局(CAQM)は10月19日、デリー首都圏の空気汚染対策として、ステージ2(AQI301以上)の各種措置を即時適用する通達を発出した。
ステージ2対策の主な措置は①建設現場の防塵対策の定期的な検査で厳格な運用②ホテル、レストラン、屋外食堂など炭や薪(まき)の使用禁止③公共電力の安定供給保証④ディーゼル発電機の使用禁止(医療施設、空港、鉄道駅、軍事施設など緊急を要する、あるいは日常生活に不可欠なサービスは対象外)。
CAQMの行動計画では空気汚染がさらに悪化した場合、建設工事の減速停止などを課すステージ3、トラックのデリー市内通行の原則禁止などを課すステージ4についても定めている。