スリランカ IMFからの金融支援は23年に持ち越し

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、スリランカのシェハン・セマ−シン財務担当副大臣はこのほど、IMF理事会による総額29億ドルの支援パッケージに対する承認の遅れから、2023年第1四半期(1〜3月)の承認を目指すことを明らかにした。
IMFの承認を得るには、債権国による資金保証と国内の構造改革が必要とされている。このため、スリランカ政府は増税や課税対象の拡大、国有企業再編などの改革案を策定するとともに、債権国との債務再編交渉を続けている。