日本政府は、インドのメトロ建設や生物多様性保全計画など3件を対象に総額1,268億1,400万円を限度とする円借款を供与する。この内訳は①ビハール州パトナ市のメトロ建設計画(第一期)(供与限度額986億1,200万円)②西ベンガル州の気候変動対策のための森林・生物多様性保全計画(供与限度額93億800万円)③ラジャスタン州水資源セクター生計工場計画(第二期)(供与限度額188億9,400万円)。
メトロ建設により、事業完了2年後の2030年には1日あたり1号線で約53.4万人、2号線で約26.7万人の乗客を輸送することが可能となる見込み。生物多様性保全計画では事業完了2年後の2033年には二酸化炭素(CO2)が森林に蓄積されることを見込んでいる。