園児置き去り防止へ 通園バスの安全装置設置はまだ55.1%

こども家庭庁の調査によると、子どもの置き去りを防ぐための幼稚園などの通園バスへの取り付けが義務付けられた安全装置について、6月末時点の設置率が55.1%にとどまることが6月27日、分かった。同庁は熱中症のリスクが高まる夏に向け、できるだけ早い設置と目視による確認の徹底を呼び掛けている。
調査は、通園バスを保有する幼稚園や保育所、認定こども園などを対象に実施された。回答した約2万1,300施設のバス計約5万台のうち、約2万7,500台が6月末までに設置を終えたか、設置する予定だった。