今年の梅毒患者1万人超え 過去最多の昨年上回るペース

国立感染症研究所は9月12日、2023年9月3日までに性感染症の梅毒と診断された患者が1万110人に上ったと発表した。前年同期は8,155人だった。現在の調査方法となった1999年以降、初めて1万人を超えた2022年より約2カ月早いペースとなっている。
都道府県別では東京が2,490人と最多で、以下、大阪1,365人、愛知590人、福岡588人と続く。なお近年の梅毒患者数は2021年7,978人、2022年は1万3,228人(速報値)で過去最多の更新が続いている。