強制不妊 救済法が成立 衆参両院で”謝罪決議”可決

旧優生保護法の被害者救済を目指す新法は10月8日の参院本会議で全会一致で可決され、成立した。これにより、「戦後最大の人権侵害」といわれた旧優生保護法のもとで、不妊手術を強制された被害者や配偶者への補償や、人工妊娠中絶手術を受けた被害者への救済を実現する。併せて、衆参両院は優生思想に基づく過去の違憲立法を謝罪し、政府に誠実な対応を求める決議も可決した。