厚労省 がんや難病の新薬承認 前倒しへ 治験中 効果予測

厚生労働省は、がんや難病などの患者に薬を迅速に届けるため、効果が予測できる段階で製造販売を承認する新制度を導入する方針を決めた。欧米で承認された薬が日本で使えない”ドラッグロス”の解消策だ。承認後に効果が確認できない場合は取り消せる仕組みとする。2025年の通常国会に医薬品医療機器法の改正案の提出を目指す。