パラオ・ペリリュー島 集団埋葬地で日本兵の遺骨収集開始

厚生労働省はこのほど、太平洋戦争(1941〜1945年)の激戦地、パラオのペリリュー島の集団埋葬地で遺骨収集に乗り出した。埋葬地は島中央の密林で、12月9日は2柱の遺骨を収集した。厚労省は1,086人を埋葬したとする米国側の資料を確認しており、15日まで現地で活動する。
ペリリュー島では、駐留していた水戸歩兵第二連隊など約1万人の日本兵が戦死し、いまだに約2,400柱が眠るとされる。