政府備蓄米放出開始 3月下旬にもブレンド米で小売店頭へ

値上がりし続けるコメの価格抑制と流通円滑化などを目的とした、初めての政府備蓄米の放出、落札業者への引き渡しが3月18日、始まった。備蓄米は産地や消費地周辺の低温倉庫に保管され、取引先の注文に応じて精米工場に搬入される。銘柄米ほか複数の産地や品種を混ぜたブレンド内として販売される。
農林水産省によると、早ければ3月下旬にもスーパーなどの店頭に並ぶ予定で、コメの価格低下につながるか注目される。