関西3空港の利用者初めて5,000万人突破 業績過去最高

関西空港・大阪空港・神戸空港の3空港を運営する関西エアポートは6月17日、2024年度の業況を発表した。売り上げにあたる営業収益は前年の1.3倍の2,454億円、最終的な利益は前年の2.4倍の368億円で、いずれも過去最高となった。3空港全体の利用者は初めて5,000万人を突破し、コロナ禍前の2019年度を6%上回った。
空港別にみると、前年と比べて関西は23%多い3,180万人、大阪が4%多い1,545万人、神戸が5%多い361万人となった。好業績の要因は、インバウンド需要の伸びに加え、2023年12月に関西空港第1ターミナルの免税店エリアが一新され、購入単価が増えたことが寄与した。