7月の実施賃金0.5%増 7カ月ぶりプラス ボーナス増

厚生労働省が9月5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で0.5%増えた。プラスは7カ月ぶり。ボーナスの増加や賃上げが加わり、物価上昇分をわずかに上回った。
名目賃金を示す1人あたりの現金給与総額は41万9,668円と4.1%増えた。ボーナスなどの「特別に支払われた給与」は12万8,618円と7.9%プラスだった。伸びは6月の4.4%を上回った。