「着床前検査」女性が35歳以上の不妊症夫婦にも対象拡大

日本産科婦人科学会は9月8日、「着床前検査」について、不妊症の夫婦で新たに女性の年齢の目安を35歳以上として検査の対象広げ、認定している医療機関に通知した。
着床前検査は、体外受精での妊娠率の向上などのため受精卵の染色体を調べて異常がないものを子宮に戻すもの。「RGT-A」と呼ばれる。
現在、2回以上流産や死産の経験がある「不育症」の夫婦、体外受精を繰り返しても妊娠しなかった「不妊症」の夫婦に限定して、日本産科婦人科学会が認定した医療機関で行われている。