熱中症搬送者数9.9万人余で過去最多, 半数以上が高齢者

総務省消防庁のまとめによると、全国で熱中症により病院に搬送された人の数が今年5月から9月21日までの速報値で9万9,573人に上った。これは2008年の調査開始以降で過去最多となった、2024年5月から9月までの9万7,578人をすでに2,000人近く上回っている数値。
搬送された人のうち、「死亡」したのは116人、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて3万6,274人、「軽症」が6万2,874人だった。年齢別にみると、65歳以上の高齢者が5万6,910人と半数以上を占めたほか、18歳以上65歳未満が3万3,788人、7歳以上18歳未満が8,348人、7歳未満が527人だった。