大阪府警は9月26日、一六八(いろは)建設(本社:大阪市鶴見区)を国や大阪府の必要な許可を得ないまま大阪・関西万博アンゴラ館の内装工事を請け負い、工事を進めたとして、社長、従業員をあわせ4人と、法人を建設業法違反容疑で書類送検した。
一六八建設は1月下旬から2月上旬にかけて、およそ1億2,000万円で工事を請け負った。大阪府警は8月、社長の自宅など12カ所を捜索して関係資料を押収するなど捜査を進めていた。一六八建設の社長は「許可を申請中で、手続き中であれば工事を請け負えると考えていた」と説明している。