兵庫県立大 近畿のクマ主食は瑞々しい果肉

兵庫県立大の研究チームは、近畿北部の里山に生息するツキノワグマの秋の主食はドングリではなく、種の周りに瑞々しい果肉を持つ「液果」とする研究結果を、国際学術誌に発表した。
ツキノワグマの食性に関する研究は、これまで北日本や東日本で行われ、比較的温暖な西日本エリアで定量的に研究されたのは初めてという。
クマの出没予測は、一般に各地域の里山などのドングリの豊・凶作に基づいて行われてきた。今回の研究結果により、「地域によっては液果類の豊凶の状況が左右している可能性が示された」としている。全国各地で被害が相次ぐクマの出没予測への活用がきたいされる