日本政府は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外国人の入国規制について、タイ、ベトナム、豪州、ニュージーランドの4カ国のビジネス関係者らを対象に緩和、月に7,500人程度、1日に最大250人程度の入国を認める方向で調整を進めていることが分かった。
入国する人には日本を訪問する前のPCR検査での陰性を証明することを求め、入国時にも空港で検査を行う方向。さらに日本国内での訪問先など滞在中の計画を提出すれば、入国後2週間の待機措置を免除する案も検討されているという。
往来が可能になった各国を訪れる日本のビジネス関係者もPCR検査での陰性の証明が求められる見通しで、政府は出国する日本人を検査する機関の設置も検討している。ただ、これまでの協議で4カ国のうち、豪州とニュージーランドからは日本人の早期の受け入れに慎重な意見も出されているという。
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川崎重工 独自開発の水素液化機を発売 国内メーカー製初
川崎重工は6月10日、水素を効率よく貯蔵および輸送するための手段の一つとして、マイナス253度で液化することで体積が800分の1になる水素の性質に着目して開発した、国内製初の水素液化機の販売を開始すると発表した。同機は今春まで実施した3000時間以上の兆時間にわたる連続実証運転や各種機能試験で性能と信頼性を実証している。
1日あたり5トンの液化水素(燃料電池車=FCV1,000台相当の燃料)の製造が可能で、独自に開発した液化工程により業界トップクラスの液化効率を達成。99.999%の高純度な液化水素の製造および容易なメンテナンス性を実現したとしている。
水素は温室効果ガスが発生しないクリーンなエネルギーとして、2030年ごろには年間約30万トンの利用が見込まれている。
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新型コロナ 世界全体の感染者数729万人、死者41万人に
米国ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、日本時間6月11日午前3時時点で、新型コロナウイルスの感染者は世界全体で729万1,484人で、死者は41万2,745人となっている。
感染者が最も多いのは米国で198万9,521人、次いでブラジルが73万9,503人、ロシアが49万3,023人、英国が29万1,584人、インドが27万6,583人、スペインが24万2,280人と続いている。ブラジルとロシアの増え方が目立っている。
一方、死者が最も多いのも米国で11万2,402人、次いで英国が4万1,213人、ブラジルが3万8,406人、イタリアが3万4,114人、フランスが2万9,299人、スペインが2万7,136人となっている。