宅配便大手ヤマト運輸は4月6日、2020年度に取り扱った宅配便が前年度比16.5%増の20億9,699個と過去最高だったと発表した。新型コロナウイルス流行による、巣ごもり需要でインターネット通信販売が増えたため。
social のすべての投稿
脚本家・橋田寿賀子さん死去 95歳「おしん」「渡る世間」
「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを世に送り出した脚本家の橋田寿賀子さんが4月4日、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で亡くなった。95歳だった。通夜、葬儀は遺志で行わない。お別れの会なども予定されていない。
橋田さんは日本統治下の京城(現ソウル)生まれ。1983~84年放送のNHK連続テレビ小説「おしん」は平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録するなど大きな反響を呼ぶとともに、海外でも放送され人気を集め、日本を代表するドラマとなった。90年からTBSで始まった「渡る世間は鬼ばかり」も支持を集め、約20年にわたって10のシリーズを重ねるヒットとなった。このほか、大河ドラマ「おんな太閤記」「春日局」など多くのテレビドラマの脚本を手掛けた。
日機装・宮崎大 深紫外線LED照射でコロナ変異株の不活化を確認
日機装(本社:東京都渋谷区)は4月5日、共同研究講座を持つ宮崎大学が実施した深紫外線LEDを用いた新型コロナウイルス変異株(英国株・ブラジル株)の不活化試験で不活化の結果を得たと発表した。
一般に深紫外線は菌やウイルスの核酸(DNA、RNA)を損傷させ、増殖を抑制し感染価を低下させることから、近年空間や水、物体の表面を対象とした除禁制品に活用されている。
三菱重工エンジ シンガポールにアジア地域の事業拠点新設
三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(本社:横浜市西区)は4月5日、アジア地域における交通システム製品の運行・保守およびアフターサービスを強化するため、三菱重工のアジア拠点のシンガポールの拠点内に「テクニカルサービスセンター」を新設したと発表した。
アジア地域における交通サービス事業のハブとして、各国の既存サービス拠点と連携し、顧客ニーズに添う新サービスを提案、サポート体制を強化するのが狙い。同センターには交通システムのエキスパートを配置し、顧客からの納入後の問い合わせや依頼に”ワンストップサービス”でタイムリーに対応する。
ベトナム「四柱」新体制が正式決定 国家主席・首相を新選出
ベトナムの国の枢要ポスト「四柱」の新体制が正式決定した。同国の第14期・第11回国会は4月5日、新たな国家主席にグエン・スアン・フック首相(66)、後任の首相にファム・ミン・チン共産党中央組織委員長(62)をそれぞれ選出した。
国家主席は元首にあたり「外交の顔」の役割を果たす。これまでは最高指導者グエン・フー・チョン党書記長が兼務してきた。この結果、1月31日に続投が決定しているチョン党書記長、グエン・ティ・キム・ガン国会議長の2人と合わせ、四柱の顔ぶれが正式に決まった。
2月給与総額0.2%減の26万5,972円 11カ月連続減 ノー残業響く
厚生労働省が4月6日発表した2月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の企業)によると、基本給や残業代を合わせた現金給与総額(名目賃金)は前年同月比0.2%減の26万5,972円だった。11カ月連続の減少となった。緊急事態宣言が再発令され、残業代にあたる所定外給与が9.3%減となり、1万7,577円が無くなったことが影響した。
ベトナム第1四半期のGDP成長率4.5% 20年10~12月の横ばい
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム統計総局は3月29日、2021年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率(推計値)を前年同期比4.5%と発表した。2020年第4四半期(10~12月)の同4.5%と横ばいとなった。業種別の成長率は農林水産業が3.2%、鉱工業・建設業が6.3%、サービス業が3.3%となっている。
北朝鮮が東京五輪不参加を決定「コロナから選手を保護するため」
聯合ニュースによると、北朝鮮は7月に開幕する予定の東京五輪への不参加を表明した。不参加の理由について、新型コロナウイルスによる世界的な保健危機状況から選手たちを保護するため」としている。
SUBARU 半導体不足で4月13稼働日を操業停止 生産調整へ
SUBARU(本社:東京都渋谷区)は4月5日、世界的な半導体の供給不足を受け、4月に13稼働日にわたり群馬製作所矢島工場の操業を停止、生産調整すると発表した。期間は4月10~27日の10日、12~16日、19~23日、26~27日の13稼働日。
群馬製作所の本工場(完成車工場)および大泉工場(エンジン・トランスミッション工場)は操業を継続する。
ウィラー ベトナムVTI社とMaaSのアプリ開発会社を設立
高速バス大手のウィラー(本社:大阪市北区)とベトナムのVTI Joint Stock Company(本社:ベトナム・ハノイ、以下、VTI)は4月1日、合弁会社ウィラーVTI Company Limited(本社:ベトナム・ハノイ)を設立したと発表した。
ウィラーが日本やASEANで展開するMaaSサービス「mobi」や「Trip」のアプリやWebサービスのシステム開発を手掛ける。新会社の設立により、VTIの技術力やナレッジが加わることで、ウィラーが進めてきた事業推進を加速させる。