ニュピと重なった3連休で各地に家族連れの行楽客
国民の祝日に指定されているニュピ(ヒンドゥ教の新年)が重なり、3連休となった先週末、国内外に出かける行楽客でレジャー施設やターミナル、港、空港はにぎわった。地元メディアが報じた。通常は1日当たり1万~1万5000程度の来場者の東ジャカルタのテーマパーク、タマンミニに、同3万~4万人の家族連れが訪れた。バンテン州メラック港も混雑した。同港管理会社によると、オートバイが通常の700台から2659台、自動車が1700台から3042台に増えた。オートバイや自動車を利用しないフェリー利用客も6500人を超え、通常の40%増となった。
航空券発券業者組合の調べでは、連休前後に航空券を予約した利用客のうち、65%が海外、35%が国内に向かった。海外はシンガポールや香港、韓国、日本、国内ではジョクジャカルタなどが人気の目的地だったという。連休前の3月27、28日に国内を出発する便はほぼ全便で搭乗率100%に達した。