関空リムジンバス3月から200円引き上げ 15年ぶり改定

関西空港発着のリムジンバスを運行するバス会社17社は、3月1日から13路線のうち12路線で運賃を引き上げる。この結果、大阪駅前とを結ぶ路線では片道運賃が現在の1,600円から1,800円へ、京都駅八条口とを結ぶ路線では2,600円から2,800円へ、神戸・三宮とを結ぶ路線では2,000円から2,200円へ、JR和歌山駅とを結ぶ路線では1,200円から1,400円になる。
引き上げの理由は①運転手不足に伴う人件費の上昇②高速道路料金の値上げ③燃料費の高止まりーなどを挙げている。関空に乗り入れるリムジンバス料金の引き上げは、消費税の増税による改定を除けば2009年以来15年ぶり。

停滞続く中国景況 1月製造業購買指数4カ月連続50割れ

中国国家統計局が発表した1月の製造業購買担者当指数(PMI)は40.2にとどまり、中国経済が冴えない。この結果、好調・不調の境目である50を割り込むのは4カ月連続となった。
昨年”ゼロコロナ”政策の終了で反転、V字回復が期待された矢先、同国経済を震撼させた不動産不況の”暗雲”は一向に払拭される気配はない。近年同国経済を牽引してきた不動産不況の”闇”は深く終わりが見えない。このため、当面停滞が続くとみられる。

「さっぽろ雪まつり」開幕 4年ぶり全面開催 氷雪像190基

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が2月4日、メイン会場の大通公園(所在地:札幌市中央区)など市内3会場で開幕した。74回目を迎えた今年は、4年ぶりの3会場を使った全面開催。迫力ある大雪像はじめ大小約190基の雪像や氷像が来場者を楽しませてくれる。開催は11日まで。会期中、国内外から200万人以上の来場が見込まれている。

博覧会協会 シンボル「大屋根」閉会後の活用案を公募

大阪・関西万博の実施主体、博覧会協会は会場のシンボルとして建設が進むリング型の木造建築物「大屋根」について閉幕後、建物や資材を活用する提案を公募することになった。公募期間は2月中旬から2月末まで。大屋根を巡っては、344億円もの整備費や閉幕後に解体する方針に批判も出ていた。このため、博覧会協会は現地に残して活用する方法も含めて活用案を検討する。

「先天梅毒」の子ども 23年37人に上り過去最多に

国立感染症研究所によると、2023年1年間に報告された性感染症の梅毒のうち、妊婦から胎児に母子感染する「先天梅毒」と診断された子どもの数が速報値で37人に上り、1999年に現在の方法で統計を取り始めてから最多となったことが分かった。過去5年間は20人前後で推移しており、大幅な増加となった。
日本産科婦人科学会は、コンドームを使わないなどリスクのある性行為があった場合は男女ともに検査を受けるよう強く求めている。

藤浪晋太郎 メッツと1年約5億円で契約 公式サイト

米大リーグのオリオーズからFA(フリーエージェント)となっていた藤浪晋太郎投手について2月2日、米国のメジャー公式サイトがメッツと年俸335万ドル(約5億円)で1年契約したと報じた。正式契約すれば、千賀滉大投手とチームメートとなる。メッツはニューヨークに本拠を置くナショナルリーグ東部地区のチーム。
藤浪投手は大リーグ1年目の昨シーズン、アスレチックスで先発投手としてデビュー。その後、リリーフに転向。シーズン途中にトレードで移籍したオリオールズではチームの地区優勝に貢献し、シーズン通算では64試合に登板して7勝8敗、防御率7.18の成績だった。

福井・小浜市 全長5m “幻の深海魚”リュウグウノツカイ

福井県小浜市で2月1日、全長5mのリュウグウノツカイが地元の定置網に入っているのが見つかった。定置網に入ることは稀にあるが、これほど大きいサイズは珍しいという。リュウグウノツカイは水深200mから1,000mの深海に生息していることから姿を見られることは珍しく”幻の深海魚”と呼ばれている。

25年万博 中国館 起工式”人間と自然の生命共同体の構築”

2025年大阪・関西万博で独自のパビリオンで出展する中国の起工式が2月2日、会場の夢洲に中国や博覧会協会の関係者らが出席し行われた。中国の伝統的な地鎮祭を行い、工事の安全を祈った。パビリオンのテーマは「人間と自然の生命共同体の構築」で、建物の素材には竹をふんだんに使って自然との共存という理念を表現する。また、パビリオンの入り口から建物の中に向かう壁は巻物の書物を広げた形をモチーフにするという。

災害ボランティア登録者2万人に 能登半島地震 石川県

能登半島地震を受け、石川県が募集している災害ボランティアの事前登録者数が約2万人に達した。県内が約4,800人、圏外が約1万5,200人。七尾市、穴水町、志賀町ではすでに活動が始まっており、2月3日から珠洲市と中能登町に新たに派遣される。
インフラ復旧に伴い、受入人数を増やしており、1日当たり20人程度から活動していた七尾市では3日から40人に、志賀町では45人程度から60人に増員するという。登録は特設サイト「令和6年のと半島地震・石川県災害ボランティア情報」で受け付けている。