東京外国為替市場は12月14日、円高ドル安が進み、午後になって円相場は1ドル=140円台後半まで値上がりした。1ドル=140円台を付けるのは今年7月以来。これは同日未明に行われた、米国の経済減速とインフレの鈍化に言及したFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長の発言を受けたもの。FRBが2024年に3回分の利下げを実施する予想で、日米の金利差の先行き縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが強まった。
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京都・舞鶴漁港 ブランド化目指す「特選京鰆」出荷開始
京都府の舞鶴漁協で12月8日、「特選京鰆(とくせんきょうさわら)」としてブランド化を目指しているサワラの出荷が始まった。同府漁業協同組合は沿岸の定置網漁にかかったサワラのうち、3kg以上の状態のよいものを「特選京鰆」と名付けてブランド化を目指しており、毎年、脂ののり具合などによって、出荷する時期を決めている。
同日、次々と水揚げされたサワラは漁協の職員によって大きさや脂の量など状態のよいものがブランド品として選別されその後、仲買人たちが競り落としていた。特選京鰆の出荷は2024年3月下旬まで行われる予定。
農林水産省の統計では、2022年に京都府で水揚げされたサワラはおよそ1,100トンで国内では最多で、全国でも有数のサワラ漁獲量を誇っている。