2009年5月に裁判員裁判の制度が始まって5月21日で15年が経過した。最高裁判所の統計によると、裁判員を選ぶ手続きを無断で欠席する候補者の割合がの高まり、2023年の出席率は68.6%にとどまり、およそ3人に1人が無断で欠席していたことが分かった。2009年のスタート当初の出席率は80%を超えていたが、徐々に低下していた。
一般の人が刑事裁判の審理に参加する裁判員制度に、2009年5月以降、2024年2月末までに合わせて12万4,000人余りが裁判員や補充裁判員を務めている。
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富士登山予約・通行料決済 山梨県の新システム運用開始
富士山の環境保全や安全対策のため、山梨県が今年の夏山シーズンから導入する新システムの運用が5月20日から始まった。これは登山者数の上限を一日あたり4,000人とし、一人につき2,000円の通行料の支払いを義務化するもの。
現場での混乱を避けるため、県は事前に登山日を予約して通行料を決済する新しいシステムを導入。20日午前10時から予約の受け付けをスタート。県によると午後4時までに7,000人近くから予約が入ったという。
新たな予約システムは環境省や山梨、静岡両県が運営するホームページ「富士登山オフィシャルサイト」から。山小屋に宿泊するか、日帰りを選択した後、登山日や決済方法などを入力し、必要なQRコードを受け取るという。
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競馬のオークス チェルヴィニア制覇 桜花賞馬に雪辱
競馬の3歳牝馬3冠レースの第2戦、第85回オークス(G1、2400m芝、18頭出走)は5月19日、東京都府中市の東京競馬場で行われた。2番人気のチェルヴィニア(クリストフ・ルメール騎乗)が2分24秒0で優勝し、G1初制覇するとともに、1着賞金1億5,000万円を獲得した。桜花賞13着の惨敗からの立て直し、逆転劇だった。ルメール騎手はこのレース4勝目、木村哲也調教師は初勝利。
チェルヴィニアは1番人気で本命馬・桜花賞馬のステレンボッシュをマークする形で中団で待機。残り200m付近で先頭に立ったステレンボッシュを鋭い末脚で半馬身交わしてゴール。桜花賞の雪辱を果たした。さらに1馬身3/4差の3着に3番人気のライトバックが入った。