日本列島は7月16日、東日本から西日本の広い範囲で厳しい暑さに見舞われた。群馬県桐生市で39.7度、埼玉県所沢市で39.4度、東京都青梅市で39.0度を観測。また富山市で36.9度、鳥取市で36.1度を記録するなど各地で今年の最高気温を更新した。午後5時時点で観測している全国914地点のうち157地点で35度以上の猛暑日となり、今年最多となった。これにより、20都県に熱中症警戒アラートが発令された。
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先進国で際立つ50歳日本女性の「生涯無子率」27%
日本の子どもの年間出生者数が80万人割れとなり、少子化の加速が指摘される中、生涯にわたって子供を持たない人が増加していることが分かった。50歳時点で子どもがいない女性の割合を指す「生涯無子率」が、他の先進国に比べてその高さが際立っている。
経済協力開発機構(OECD)のまとめによると、2020年に50歳を迎えた日本女性の生涯無子率は実に27%に達している。日本の50代女性の4人に1人以上が該当する。2番目に高いフィンランドでも20.7%で、スウェーデンは12.2%、米国は11.9%だ。
こうした状況を裏付けるのが「生涯未婚率」の上昇だろう。これは50歳の男女のうち、一度も結婚したことがない人の割合。1990年は男性が5.6%、女性は4.3%だったが、2020年は男性が28.3%、女性が17.8%に上昇している。この30年で男性が20ポイント以上、女性も10ポイント以上高まっているのだ。