厚生労働省によると、全国で2024年に生活保護申請された件数は、速報値で前年比0.3%増の25万5,897件に上り、比較可能な2013年以降で最も多くなった。年代別の生活保護受給者数をみると、ここ数年50代と70代以上とともに、20代が増え続けていおり、具体的な対応策が求められる。
実数値として多いのが高齢者の単身世帯で、2024年12月時点の全国の生活保護受給世帯165万2,199世帯のうち、84万415世帯と半分以上を占めている。
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アラブ首脳会議 8兆円投じる独自のガザ復興案を採択
アラブ諸国は3月4日、エジプトの首都カイロで、パレスチナ自治区ガザの復興を巡り首脳会議を開いた。会議では、エジプトのシシ大統領が提案した、5年間で総額530億ドル(約8兆円)を投じる復興計画案をアラブ提案として採択した。
米国のトランプ大統領が示している、ガザの住民を強制的に域外に移住させ、リゾート地として開発する構想を受け入れない立場で一致した。
復興案では、ガザの将来的な当地にパレスチナ自治政府が関与する方針を示した。パレスチナ人のテクノクラート(技術官僚)で構成する暫定当地を経て、自治政府が権限を引き継ぐ。
5年間の復興計画も承認された。2年半で230億ドルかけてがれきの撤去や住宅の再建を進め、その後3年間で300億ドルを投じて空港や港湾を整備する。