経済協力開発機構(OECD)は12月5日、世界81カ国・地域の15歳69万人を対象に2022年に実施した学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野いずれも前回2018年調査から改善した。最も大きく改善・回復したのが読解力で、前回過去最低の15位から3位となった。科学的リテラシーは前回の5位から2位へ、数学的リテラシーは前回の6位から5位へそれぞれ順位を上げた。
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東大 白亜紀の草食恐竜の食性の時代変化を解明 歯の傷の分析で
白亜紀(約1億5,000万年前から6,600万年前)の草食恐竜はどんな植物を食べていたのか?東大と、沖縄科学技術大学院大学、英国リンカーン大学のメンバーを含めた国際共同研究グループは世界で初めて、白亜紀の生態系で重要なメンバーであった鳥脚類恐竜の食性変化を明らかにした。これは歯の微細な傷(マイクロウェア)を分析し、歯の摩耗を促進させる植物を食べるような変化があったことを調べ上げたもの。この成果は、12月1日に古生物学の学術誌『Palaeontology』に掲載された。
今後、同様の手法を鳥脚類以外の草食恐竜にも適用することで、恐竜と被子植物がどのように関係しながらも、進化してきたのかを、明らかにできると期待される。
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レモンポップ 競馬チャンピオンズCを逃げ切り G1, 3勝目
ダート競馬の王者決定戦、第24回チャンピオンズカップ(1800mダート、15頭出走、G1)は12月3日、中京競馬場で行われた。1番人気に支持されたレモンポップ(坂井瑠星騎乗)が1分50秒6で優勝し、1着賞金1億2,000万円を獲得した。レモンポップは今年のフェブラリーステークス、地方競馬のマイルチャンピオンシップ南部杯(中央・地方交流戦)に続くG1,3勝目。坂井騎手、田中博康調教師いずれもこのレース初勝利。ダート界に新たなスターが現れた。
レモンポップは、このレースでは全く好走実績がなく不利と思われた外枠から逃げ戦法を取り、最初の直線で先頭に立った。道中、他馬と競る場面もなく、そのまま鮮やかに逃げ切った。1馬身1/4差の2着に、他馬とは全く違う脚色で猛追してきた12番人気のウイルソンテソーロ、さらに首差の3着に9番人気のドゥラエレーデが入った。