気候変動と海流の変動に伴う水温上昇も影響しているのか、水産資源の構図に異変が起きている。2022年度のクロマグロ漁獲高で京都府が61トンと5年前の5倍に上り、2年連続で和歌山県を抜き、関西では2年連続で首位となった。京都府では、日本海の舟屋で知られる伊根湾で地形を生かしてクロマグロの養殖が行われ、養殖としては最大級の100kg前後のマグロを扱い、「京まぐろ」と名付けたブランド化も始まっている。
東大 白亜紀の草食恐竜の食性の時代変化を解明 歯の傷の分析で
白亜紀(約1億5,000万年前から6,600万年前)の草食恐竜はどんな植物を食べていたのか?東大と、沖縄科学技術大学院大学、英国リンカーン大学のメンバーを含めた国際共同研究グループは世界で初めて、白亜紀の生態系で重要なメンバーであった鳥脚類恐竜の食性変化を明らかにした。これは歯の微細な傷(マイクロウェア)を分析し、歯の摩耗を促進させる植物を食べるような変化があったことを調べ上げたもの。この成果は、12月1日に古生物学の学術誌『Palaeontology』に掲載された。
今後、同様の手法を鳥脚類以外の草食恐竜にも適用することで、恐竜と被子植物がどのように関係しながらも、進化してきたのかを、明らかにできると期待される。
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レモンポップ 競馬チャンピオンズCを逃げ切り G1, 3勝目
ダート競馬の王者決定戦、第24回チャンピオンズカップ(1800mダート、15頭出走、G1)は12月3日、中京競馬場で行われた。1番人気に支持されたレモンポップ(坂井瑠星騎乗)が1分50秒6で優勝し、1着賞金1億2,000万円を獲得した。レモンポップは今年のフェブラリーステークス、地方競馬のマイルチャンピオンシップ南部杯(中央・地方交流戦)に続くG1,3勝目。坂井騎手、田中博康調教師いずれもこのレース初勝利。ダート界に新たなスターが現れた。
レモンポップは、このレースでは全く好走実績がなく不利と思われた外枠から逃げ戦法を取り、最初の直線で先頭に立った。道中、他馬と競る場面もなく、そのまま鮮やかに逃げ切った。1馬身1/4差の2着に、他馬とは全く違う脚色で猛追してきた12番人気のウイルソンテソーロ、さらに首差の3着に9番人気のドゥラエレーデが入った。