政府 コロナ水際対策5/8終了 対中国は4/5から緩和

日本政府は4月3日、新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行する5月8日に現行の水際対策を終了すると発表した。
また、中国からの渡航者に対する新型コロナウイルスの水際対策については、4月5日から緩和する。中国本土から直行便で来日する全員に義務付けている出国前72時間以内の陰性証明を不要にする。新型コロナウイルスのワクチンを3回接種していれば入国を認める。

阪大G 自己免疫疾患 症状悪化の原因たんぱく質特定

大阪大学などの研究グループは、関節リウマチをはじめとした自己免疫疾患について、症状を悪化させる原因となるたんぱく質を特定し、その働きを抑える薬の成分をマウスの実験で発見したと発表した。自己免疫疾患は、免疫の異常によって関節や皮膚などの組織が攻撃され、炎症などが起きる病気。このうち関節リウマチは国内におよそ80万人の患者がいると推計されている。
グループは免疫を活性化させる「COMMD3/8複合体」と呼ばれるたんぱく質を、体内でつくり出せないようにしたマウスでは関節炎の進行が抑えられ、このたんぱく質が自己免疫疾患の悪化に関わっていることが分かったという。さらに炎症を抑える目的に使われている漢方薬の原料「ライトコウ」の主要成分「セラストロール」をマウスに投与したところ、このたんぱく質の働きが抑えられ、実際に症状の悪化を防ぐ効果も確認されたとしている。

22年の救急車の出動 最多の722万件 コロナで要請増

総務省消防庁は3月31日、2022年の救急車の出動件数(速報値)が前年比16.7%増の722万9,838件で過去最多だったと発表した。初めて700万件を突破。搬送人数も621万6,909人で最も多くなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、全国で救急要請が急増した。
都道府県では岩手(8.7%増)を除く46都道府県で10%超の伸びを記録した。搬送者を年代別にみると、65歳以上の高齢者が全体の62.1%にあたる386万2,874人。

ジャックドールが大阪杯制す 武豊騎手最年長G1V

競馬の第67回大阪杯(G1、2000m芝、16頭出走)が4月2日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われ、2番人気のジャックドール(武豊騎乗)が絶妙の”逃げ”でレースを進め、1分57秒4で逃げ切り優勝した。同馬は重賞3勝目でG1初勝利を挙げ、1着賞金2億円を獲得した。
武豊騎手はこのレース8勝目、G1昇格後は2勝目。自らのG1最多勝記録を80勝に伸ばした。54歳19日でのG1勝利は、岡部幸雄元騎手の53歳11カ月を抜いて最年長記録となった。藤岡健一調教師はこのレース初勝利。

次世代起業家へ「神山まるごと高専」1期生入学式

徳島県神山町で4月2日、19年ぶり新規高専となる私立「神山まるごと高等専門学校」が開校し、1期生44人の入学式が行われた。
同校は全寮制で情報技術やデザイン、起業家精神を複合的に学べるのが最大の特徴。ビジネスの第一線で活躍する起業家が講師としてカリキュラムに加わり、実践教育に携わる。
次世代の起業家を目指して東京や北海道など全国から集まった第1期生の入試倍率は約9倍だった。

日銀短観 大企業製造業の景況感 5四半期連続悪化

日銀が4月3日発表した全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回の2022年12月調査から6ポイント悪化のプラス1だった。悪化は5四半期連続。資源やエネルギー価格の上昇を転嫁する動きが続いているほか。半導体市況の悪化も響いた。大企業非製造業は感染症対策の緩和が追い風で、プラス20と前回から1ポイント改善した。
業況判断指数DIは、景況感が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」の割合を差し引いた値。

坂本龍一さん死去 71歳「ラストエンペラー」,YMO

映画「ラストエンペラー」で日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞し、世界的に活躍したミュージシャンの坂本龍一さんが3月28日亡くなった。71歳だった。葬儀は近親者で執り行った。東京都出身。
1978年に細野晴臣さん、高橋幸宏さんとともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成。シンセサイザーを駆使し、「テクノポリス」「ライディーン」などのヒット曲を生み出した。1990年に活動拠点を米ニューヨークに移し、国際的に活躍。現代音楽、ボサノバ、オペラなど様々なジャンルの音楽を取り入れ、30作以上のソロアルバムを発表している。

全国のひきこもり推計146万人,15〜64歳 コロナ影響

内閣府は3月31日、自宅にいる15〜64歳のひきこもりの人が全国に146万人に上るとの推計を公表した。ひきこもりを半年以上、家族以外とほとんど会話をしない人と定義。ひきこもりの原因について、5人に1人が新型コロナウイルスを挙げている。
調査は2022年11月に郵送やオンラインで実施。1万3,769人から回答を得た。15〜39歳でひきこもり状態だったのは144人、男性が女性より多く、8割が未婚だった。40〜64歳では86人だった。

政府 新たな「観光立国推進基本計画」閣議決定

政府は3月31日、2023〜2025年度の新たな「観光立国推進基本計画」を閣議決定した。改訂は6年ぶり。観光立国の持続可能な形での復活に向け、「持続可能な観光」「消費拡大」「地方誘客促進」の3つのキーワードをもとに、観光政策を推進する。
同計画では早期達成を目指す目標として、インバウンド消費5兆円(2019年実績4.8兆円)、国内旅行消費20兆円(同21.9兆円)を掲げた。また、質の向上を強調し、持続可能な観光地域づくりに取り組む地域数を現在の12地域から100地域に拡大する。このほか、訪日外国人については消費単価を1人あたり20万円(同15.9万円)、地方部宿泊数2泊(同1.4泊)を目指すとしている。

自転車ヘルメット 4/1から全年齢で着用が努力義務

4月1日に施行された改正道交法により、自転車に乗る人のヘルメット着用が全年齢で努力義務となった。罰則はないものの、警察はもしもの事故に遭遇した際の、頭部(脳)へのダメージや後遺症を軽減する手段として、着用を呼び掛けている。
警察庁によると、2022年に全国で起きた自転車に乗った人の交通事故で、死傷者の着用率は9.9%にとどまっている。世代別では小学生が25.0%、中学生が39.1%、高校生が7.5%、65歳以上はわずか3.6%だった。