石川県は5月18日、台湾のLCC(格安航空会社)のタイガーエア台湾が7月2日から、小松空港(所在地:石川県小松市)と台湾・台北間を結ぶ国際定期便運航を再開すると発表した。日曜と木曜日の週2便とする。1機あたりの乗客定員は180人。
小松ー台北間は4月にエバー航空が運航を再開しており、合わせると過去最多の週9便が運航することになる。今後本格的な回復が期待される、金沢をはじめ北陸観光のインバウンドのアクセスとして、また日本発のアウトバウンドも含め双方の利用が促される。
家庭から排出される廃プラスチックを水素へ 官民の検討会発足
岩谷産業、豊田通商、日揮ホールディングスの3社は5月18日、廃プラスチックガス化設備を活用した低炭素水素製造事業の実現に向けて、14の会員自治体と12のオブザーバーとともに、廃プラスチックのケミカルリサイクルによる水素製造検討会を発足し、第1回検討会を実施したと発表した。水素製造開始は2020年中ごろを目標とする。水素製造能力は1.1万トン/年(廃プラ回収量:8万トン/年)。
同検討会では、再商品化手法の一種であるガス化ケミカルリサイクルを用いた各地域の大規模プラスチック資源循環システムの構築と、中部圏での先進的な地産地消低炭素水素供給システムの確立を目的とし、各地域で発生する廃プラスチックの効率的な収集を検討していく、