防衛省 過去の飛行物体「中国の偵察用気球と推定」

防衛省は2月14日、過去に日本の領空内で確認された少なくとも3回の飛行物体について「中国が飛行させた無人偵察用気球だと強く推定される」と発表した。このため、政府は外交ルートを通じ、中国に「外国の無人偵察用気球などによる領空侵犯は断じて受け入れられない」と申し入れた。
防衛省は2019年11月に鹿児島県、2020年6月に宮城県、2021年9月に青森県などで発見された気球型飛行物体を、中国の偵察用気球だと推定した。

非正規の33.5%「都合のよい時間に働きたい」総務省

総務省の労働力調査の詳細集計によると、2022年に「自分の都合のよい時間に働きたい」との理由で非正規の職員・従業員になった人は平均679万人に上り、前年から22万人増え、統計がある2013年以降で最多になった。理由別の割合でみると33.5%となり、2013年比で約9ポイント上がった。柔軟な働き方を重視する人が増えていることがうかがわれる。
一方、「正規の職員・従業員の仕事がない」との理由で非正規となった人は210万人で、前年から6万人減った。これを2013年と比べると約130万人間性している。割合も2022年は10.3%で、2013年比約9ポイント下がった。

豊田章一郎氏死去 97歳 トヨタを世界企業に育成

トヨタ自動車の名誉会長で経団連会長も務めた豊田章一郎氏が2月14日、心不全のため死去した。97歳だった。名古屋市出身。喪主は長男で社長の豊田章男氏。
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎氏の長男で、製造部門と販売部門のいわゆる「工販合併」を実現。米国ほかカナダ、英国など海外生産を拡大し、トヨタ自動車を世界最大級の自動車メーカー、『TOYOTA』へ飛躍させた。

全国知事会 コロナ5類移行後も「全国旅行支援継続を」

全国知事会は2月13日、政府に対し、新型コロナウイルス感染症法上の位置付けの5類以降に伴う要望をまとめた。
この要点は①政府の観光支援策「全国旅行支援」を当面継続するよう求めるとともに、陰性証明やワクチン接種などの利用条件の撤廃②旅行先などで陽性と診断された場合に、宿泊や乗車が拒否されないよう国がガイドラインを示す−−などの点。加藤厚生労働相と後藤経済財政政・再生相とのオンライン意見交換会で伝え、要請した。
政府は5月8日に新型コロナを、季節性インフルエンザと同等の5類に移行する。

びわ湖疎水船 大津港へ延伸実験 京都・琵琶湖直結

大津市、京都市などによると、大津市と京都市を結ぶ「びわ湖疎水船」がびわ湖の大津港にルートを延伸する実証実験を6月末にも実施する。
大津市は観光船ミシガンの桟橋と大津マリーナの間にある階段状の岸壁に仮説桟橋を設置する。琵琶湖疏水を管理する京都市が水位差調整する閘門(こうもんを電動化することで運航時間の延びは30分程度に抑えられる見通し。
にぎわいづくりが進む大津湖岸なぎさ公園や京阪びわ湖浜大津駅近くに人気の疎水船が乗り入れることになれば、観光船の回遊性が高まるとみられる。

トルコ地震エネルギー 阪神大震災の22倍,4mの横ずれ

死者数が3万9,000人を超えたトルコ南部地震の規模や断層の動きが分かってきた。東北大学などの分析によると、最初のマグニチュード(M)7.8、その後約9時間後のM7.5の余震が発生。広範囲で甚大な被害が出た。M7.8を記録した最初の地震で全長約400kmの範囲が影響を受けた。
そのエネルギーは1995年の阪神大震災の最大22倍で、日本の気象庁の震度に換算すると最大の震度7相当の強い揺れだったことが分かった。内陸で起きた地震としては過去最大級だったとみられる。
地表の断層のずれも大きかった。国土地理院が宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星「だいち2号」の観測データをもとに分析したところ、阪神大震災の約4倍にあたる最大約4mの横ずれが生じていた。

秋田・八郎湖で氷上ワカサギ釣り盛ん テント並ぶ

秋田県三種町鹿渡の八郎湖東部承水路で、氷上ワカサギ釣りを楽しむカラフルなテントが立ち並んでいる。このワカサギ釣り、凍った湖面に開けた穴に釣り糸を垂らして楽しむもの。氷上では寒さをしのぐために張られたカラフルなテント群が、この時期・季節ならではの景色となっている。土・日曜日には午前中から多くの釣り人が訪れ、釣り糸を垂らしていた。

奈良・天理市で「氷室」の3年ぶり「氷まつり」

奈良県天理市の山間部の福住地区で2月11日、復元された古代の氷の貯蔵庫「氷室」に氷を運び入れる「氷まつり」が行われた。子どもたちは用意された3トンの氷を、およそ30kgのブロックごとに棒で吊り下げて担ぎ、次々と氷室に運んでいた。
氷まつりは例年この時期に行われるが、2021、2022年は新型コロナ対策で参加者を絞って開催。今年は3年ぶりに従来の規模に戻し、地元の子どもたちらおよそ150人が参加した。この福住地区では古代の氷室の跡が多く見つかっている。