第104回全国高等学校野球選手権大会は8月22日、決勝戦で仙台育英(宮城)と下関国際(山口)が対戦。先取点を取り着実に加点し、試合の主導権を握った仙台育英が8−1で勝利、初優勝を飾った。
東北勢が決勝戦に臨むのは10回目(過去、三沢、仙台育英、金足農など)だったが、これまではいずれも敗退し準優勝止まりだった。今回はこの”呪縛”から解き放たれ危なげなく勝ち、1世紀を超える大会の歴史で、東北勢としても悲願だった初の頂点に輝いた。
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円安により「業績に悪影響」6割超え TDB調べ
帝国データバンク(TDB)が7月に全国2万5,723社を対象に実施した調査によると、記録的な円安により企業の6割超が「業績に悪影響」があると回答した。
具体的にみると、円安により61.7%の企業が業績に「マイナス」と回答。「プラス」と答えたのはわずか4.6%だった。とくにマイナスとしたのは「繊維・繊維製品・服飾品卸売」「専門商品小売」「飲食料品・飲料製造」などアパレルや飲食料品関連で、8割を超えた。
マイナスの理由は、原材料・エネルギー価格の上昇で「コスト負担が増えた」ことを挙げ、約8割に達した。プラスの理由は「海外での販売価格(現地通貨ベース)が下がり、売り上げが増えた」が26.3%でトップ。次いで「海外事業の円ベース利益が増えた」(22.7%)が続いた。