アジア開発銀行(ADB)は9月21日、2022年のアジア太平洋46カ国・地域(日本などを除く)の成長率見通しを4.3%とし、4月時点の5.2%から0.9ポイント下方修正した。引き下げの要因は①欧米の利上げ②中国のゼロコロナ政策③ロシアのウクライナ侵攻の長期化ーなどのため。
2023年の成長率見通しもインフレ懸念の高まりを受け、5.3%から4.9%に下方修正した。
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8月物価上昇品目が7割超に 家計に負担広がる
住宅地 全国平均で31年ぶり上昇 22年の基準地価
8月消費者物価2.8%上昇 30年11カ月ぶりの上昇率
総務省が9月20日発表した8月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、前年同月比2.8%上昇した。消費増税の影響を除くと1991年9月(2.8%)以来、30年11カ月ぶりの上昇率だった。資源高や円安がエネルギー関連、食品の価格を押し上げた。
エネルギー関連で16.9%、2ケタの上昇率が続いた。電気代は21.5%と7月の19.6%を上回って上昇した。都市ガスは26.4%と、1981年3月(38.4%)以来、41年5カ月ぶりの上昇率。ガソリンは6.9%の上昇率だった。
食料は4.7%上昇し、7月の4.4%を上回った。生鮮食品は8.1%(7月8.3%)、生鮮食品を除いた食料は4.1%(同3.7%)の上昇。食パンは15.0%、食用油は39.3%上がった。
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英女王の国葬に各国元首・首脳ら2,000人が参列
英国の女王エリザベス2世の国葬は9月19日、ロンドンのウエストミンスター寺院で執り行われた。英王室や政府関係者ら約2,000人が参列した。このうち約500人は天皇、皇后両陛下はじめ各国元首や首脳とその配偶者らが顔を揃え、英王室史上最長の70年にわたり在位した同女王の交際・影響力の幅広さを示した。
公式セレモニーの後、英王室のウエブサイトによると、同女王の棺(ひつぎ)は19日夜、ロンドン郊外のウインザー城に埋葬された。歴代の君主らが眠る城内のセントジョージ礼拝堂に、2021年4月、99歳で亡くなった夫のフィリップ殿下とともに納められた。同礼拝堂では埋葬前の礼拝が行われ、新国王チャールズ3世ら王室メンバーが参列した。