「大阪急性期・総合医療センター」(所在地:大阪市住吉区)は11月7日、記者会見しサイバー攻撃から1週間経過し、その調査結果や今後の見通しについて発表した。ウイルスは同センターに給食を納入している業者のシステムから侵入した可能性が高いことを明らかにした。また、この間、大半の診療が停止したままで、中止となった手術は77件にに上っている。今後、対策を講じていくが、電子カルテなどのシステム完全復旧は2023年1月になるとしている。
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UAゼンセン 23年春賃上げ6%程度目指す 格差是正へ
流通業、外食業、繊維産業などの労働組合が加盟するUAゼンセンは2023年の春季労使交渉で、正社員とパートなど非正規社員を合わせた全体の賃上げ目標について、「6%程度」を目指す方針を固めた。5%程度を目標に設定している連合の要求を上回る。
UAゼンセンは足元の物価高を考慮、2023年はベースアップで4%、定期昇給も含めて6%程度を目指す。これは加盟企業が小売業、サービス業などもともと賃金水準が低い産業が多く、格差是正のため連合より少し高い方針を示す考え。今後は加盟労組と協議し、2023年1月の中央委員会で統一要求を正式決定する。
UAゼンセンは約2,300組合が加盟し、185万人の組合員を抱える国内最大の産業別組合。パートなど短時間労働の組合員が6割を占める。