総務省が11月18日発表した10月の消費者物価指数(2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103.4となり、前年同月比で3.6%上昇した。伸び率は消費増税時も上回り、1982年2月(3.6%)以来、実に40年8カ月ぶりの幅となった。円安や資源高の影響で食料品やエネルギーなど暮らしに関わる品目の値上がりが続いている。
品目別に上昇率をみると、生鮮食品を除く食料は5.9%、食料全体で6.2%。うち食用油35.6%、スパゲティ19.5%、チョコレ−ト10.0%、酒類5.0%。エネルギー関連では15.2%、うち都市ガス代26.8%、電気代20.9%、ガソリン代2.9%。
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滋賀・大津市でSDGs取り組み広げる全国フォーラム
企業や団体によるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを広げる全国フォーラムが11月12日、滋賀県大津市で開かれた。同フォーラムは神奈川県、長野県に続き3回目の開催で、滋賀県の企業、団体などおよそ150人が集まったほか、オンラインでおよそ150人が参加した。
冒頭、滋賀県の三日月知事の挨拶の後、滋賀県内の企業の代表など6人によるパネルディスカッションが行われた。この中で、経済性と両立しなければ、持続的な活動は難しいという課題はあるが、びわ湖がある滋賀県だからこそ「環境問題に率先して取り組み、SDGsをリードしよう」などといった意見が交わされていた。また、会場では全国各地で進められているSDGsの活動を紹介するパネル展示も行われた。