ウシュバテソーロが連覇 ダート王決定戦・東京大賞典

地方競馬のダート王決定戦、第69回東京大賞典(2000mダート、JRA・地方交流G1、9頭出走)は12月29日、東京・大井競馬場で行われ、1番人気に支持されたJRA(日本中央競馬会)所属のウシュバテソーロ(川田将雅騎乗)が直線で豪脚を披露、2分7秒3で制し、このレースを連覇した。この結果、G14勝目を挙げるとともに、1着賞金1億円を獲得した。
懸命に逃げ込みを図っていた6番人気のウィルソンレソーロ(JRA所属)が半馬身差の2着、さらに首差の3着には4番人気のドゥラエレーデ(JRA所属)が入り、JRA所属馬が上位を占めた。人気を集めた無敗の南関東三冠馬ミックファイア(大井所属)は8着に終わった。

香港警察「亡命」民主派・周庭氏を指名手配, 責任追及へ

香港の警察当局は12月29日、カナダで事実上の「亡命」を表明した民主活動家、周庭氏(27)に対し、「法の捌きを受けさせる」方針を示した。周庭氏には渡航を許可する条件として、定期的な出頭を義務付けていたが、28日の期限までに出頭しなかったため。指名手配し、正式に刑事責任を追及するとしている。

新型コロナ新変異株「JN.1」日本でも広がる 世界で急拡大

新型コロナウイルスの「JN.1」と呼ばれる新たな変異ウイルスが世界的に拡大し、日本でも広がりをみせている。国立感染症研究所によると、JN.1が検出される割合は12月3日までの1週間では11.6%だったが、今週は31%に上昇、国内でも大幅に増加しているとみている。
JN.1はオミクロン株の一種で、2022年に国内でも広がっていた「BA.2」系統のウイルスがさらに変異したもの。米国、インドなどで急拡大しており、中国保健当局も12月28日、JN.1が増加傾向にあると発表している。WHO(世界保健機関)も12月18日にJN.1を「注目スべき変異株(VOI)」に指定、警戒を呼びかけている。

サッカー日本代表 タイと初の元日国際親善試合へ始動

サッカー日本代表は12月28日、国際親善試合のタイ戦(2024年1月1日・国立競技場)へ向け千葉市内で合宿を開始した。元日の日本代表戦は初で、カタールで2024年1月12日に開幕するアジア・カップへの強化の場となる。ただ、今回は試合が元日で、国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際試合日でないため、リーグ戦があるイングランドやスペインなどでプレーしている選手は招集されていない。

近畿11月の有効求人倍率1.17倍 4カ月ぶり前月下回る

大阪労働局のまとめによると、近畿2府4県の11月の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント下落の1.17倍となった前の月を下回るのは4カ月ぶり。物価の高騰を受け、求人を控える動きがデているため。新規の求人数を産業別に前年同月と比べると製造業が9.5%、建設業が9%それぞれ減少している。府県ごとの倍率を就業地別にみると、奈良県が1.32倍、滋賀県が1.30倍、京都府が1.21倍、和歌山県が1.18倍、兵庫県が1.16倍、大阪府が1.06倍となっている。

「溶連菌感染症」5週連続で過去10年間の最多更新

国立感染症研究所によると、子どもを中心に流行が続く「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性連鎖球菌咽頭炎の患者数が、12月17日までの1週間で前週比622人増え1万5,818人に上り、5週連続で過去10年間での最多を更新した。A群溶血性連鎖球菌は主に子どもが感染し、発熱やのどの痛みなどの症状のほか、体に赤い発疹が出ることもある。