体操 岡慎之助3冠 鉄棒でも「金」 52年ぶりの快挙 !

パリオリンピック第11日の8月5日、体操男子の種目別で岡慎之助が鉄棒で金メダル、平行棒で銅メダルを獲得した。団体総合と個人総合を合わせた1大会3冠は1972年ミュンヘン大会の加藤沢男以来52年ぶり、メダル4個も1984年ロサンゼルス大会で5個を獲得した具志堅幸司以来40年ぶりの快挙。

大阪府知事 万博期間中 隣接地のIR工事中断要請受け調整へ

大阪府の吉村洋文知事は8月5日、25年万博を運営する博覧会協会トップらから万博開催期間中、隣接李で建設が予定されているカジノを含むIR(統合型リゾート施設)建設工事の中断を求められていることについて、IRの運営事業者を含めて調整を進める考えを示した。
博覧会協会は景観や騒音への懸念から、隣接地で進められる予定のIR建設工事の中断を求めている。吉村知事は「どちらも成功させるために大阪府、大阪市からもできる限りの措置をお願いし、着地点を見い出していきたい」としている。

国家公務員 定年前に離職3割強, 働き方改革の実感6割強

内閣人事局が国家公務員の働き方改革に関して実施したアンケート調査によると、改革について「かなり」「どちらかといえば」含め61.3%が「実感がある」と回答した。一方、「定年前に機会があれば辞めたい」25,1%、「数年以内に離職の意向」6.3%と、離職を考えている人が合わせて31.4%に上った。「定年まで勤めたい」は51.9%にとどまった。
国家公務員志望者は減少傾向で、離職者も後を絶たないといわれる現実をはっきりと裏付けた結果となった。アンケート調査は2023年11〜12月、インターネットで実施され、中央省庁と地方勤務の計6万3,148人から回答を得た。

第106回夏の高校野球8/7開幕 序盤3日間は”朝夕2部制”導入

第106回全国高校野球選手権大会が8月7日、開場100年の甲子園球場で開幕する。今回は新たな厳しい暑さ対策として1日3試合が組まれている序盤3日間(8月7〜9日)、気温が上がる時間帯を避ける”朝夕2部制”が導入される。これに伴い、第3試合が17時開始となる。
近畿勢(2府4県)の初戦の試合日と相手は以下の通り。8月7日の開会式直後の第1試合で滋賀学園が有田工業(佐賀)、第3試合で智弁学園(奈良)が岐阜城北、2日目に大阪桐蔭が興南(沖縄)、京都国際が札幌日大(北海道)、5日目に報徳学園(兵庫)が大社(島根)、7日目に智弁和歌山が霞ヶ浦(茨城)とそれぞれ対戦する。

バレーボール男子 イタリアに2−3で敗退4強入りならず

パリオリンピック・バレーボール男子の準々決勝が8月5日、パリ丹波アリーナで行われ、日本はイタリアに激闘の末、2−3で敗れた。この結果、1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりの4強入りはならなかった。今大会前に行われたネーションズリーグでの快進撃で一気に膨らんだ、1972年のミュンヘン大会以来、52年ぶりのメダル獲得の”夢”も幻に終わった。

日経平均株価が8/5 過去最大の大暴落4,451円安で終了

8月5日の東京証券取引所・日経平均株価は、取引開始直後から全面安の展開となり、終値は先週末の終値に比べ4,451円28銭安い3万1,458円42銭となった。これまで最も大きかった終値ベースの下落幅、”ブラックマンデー”の翌日にあたる1987年10月20日に記録した3,836円48銭安を上回り、過去最大の下落となった。

サニブラウン 自己新9秒96も92年ぶり決勝進出ならず

パリオリンピック陸上男子100mで、日本勢92年ぶりのファイナリスト誕生は叶わなかった。サニブラウン・アブデル・ハキームは陸上男子100m準決勝で、日本歴代2位となる9秒96の自己ベストをマークした。だが、僅差で実力伯仲者が顔を揃える五輪大会、3組4着で敗退となった。決勝進出に0秒03差及ばなかった。

女子日本代表 バレーボール1次リーグ, バスケットも敗退

パリオリンピックの日本女子代表のバレーボール、バスケットボールがいずれも予選リーグで敗退した。バレーボールは今大会前に行われたネーションズリーグでの活躍でメダル獲得もと期待が大きかった。だが、8月4日の1次リーグA組最終戦でフランスが米国を3−0で破ることが日本の決勝トーナメント進出の唯一の条件だったが、フランスが第1セットを失い、日本の望みは絶たれ、1次リーグ敗退が決まった。
バスケットボールもベルギーに58−85で完敗、予選リーグ3試合に全敗し、C組4位に終わった。この結果、東京大会で大健闘、涙の銀メダルに輝いたチームが、予選で早くも姿を消すことになった。

松山英樹 五輪初の銅メダル 日本男子初の快挙

パリオリンピック、男子ゴルフの最終ラウンドが8月4日、ル・ナショナルゴルフクラブで行われ、東京大会に続き2大会連続出場の松山英樹(32)が6バーディ、ノーボギーの「65」でプレーし、トータル17アンダーの3位となった。東京大会ではプレーオフィで銅メダルを逃したが、今大会でリベンジを果たし、日本男子で初の銅メダルを獲得した。
2024年マスターズ王者、世界ランキング1位のS.シェフラー(28、芸国)が通算19アンダーで五輪を初制覇。T.フリートウッド(33、英国)が通算18アンダーで銀メダルに輝いた。

男子フルーレ 団体初の金メダル フェンシング5個目の快挙

パチオリンピック第10日の8月4日、フェンシングの男子フルーレ団体決勝が行われ、日本(敷根崇裕、飯村一輝、松山恭助、永野雄大)は、イタリアを45−36で下して優勝した。2012年ロンドン大会以来のメダルは、史上初の金メダル奪取となった。この結果、日本はフェンシングで今大会5個目のメダルで、国別ではフェンシングの母国、フランスに次ぐ2位の快挙。