財務省は4月13日、財政制度等審議会の分科会で、新型コロナウイルスに対応するため16兆円の国費が投入されたことを明らかにした。医療提供体制の強化やワクチン確保などが主なものだが、4割近くを緊急包括支援交付金が占めている。新型コロナ患者の受け入れのために病床を確保した病院への補助金や、医療従事者へえの慰労金支給などに充てられた。大規模な支出だけに費用対効果の検証が必要な項目もありそうだ。
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スケート小平奈緒が引退へ 10月に長野でラストレース
スピードスケート女子500mの2018年平昌冬季五輪金メダリスト、小平奈緒(35)が4月12日、長野市のエムウェーブで10月下旬に行われる全日本距離別選手権の500mを競技人生のラストレースとし、現役を引退する意向を表明した。
決断の理由について「以前から五輪は北京で最後かなと考えていた。スケートだけでなく、自分の人生を次に進めたい」とし、「こんなにたくさんの人と出会い、たくさんのことを学べるとは思っていなかった。本当に素敵なスケート人生だった」と振り返った。
出身地の長野県を拠点に活動してきた小平は、女子短距離で日本のエースとして長く活躍し、五輪には2月の北京まで4大会連続で出場。日本選手団主将を務めた平昌五輪での金メダルは、スピード女子の日本勢で初めての快挙だった。