北京冬季パラリンピックで村岡桃佳選手(25、トヨタ自動車)が2個目の金メダルを獲得した。第2日の3月5日、アルペンスキー滑降の女子座位で日本勢第1号の金メダルに輝いた。第3日の6日、アルペンスキー女子のスーパー大回転座位でも金メダルに輝いた。
半年前の東京パラリンピックで車いす陸上に初参戦し入賞した経験。過酷な練習に耐え、陸上で強化された体幹は、斜度のある難コースでも安定した高速滑降を最後まで支えた。
前回の平昌大会で5個のメダルを獲得し、パラスポーツのシンデレラガールとなった、4年前のヒロインは日本を代表するパラアスリートに成長した姿を見せてくれた。
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21年DV相談 最多の8万件超 リベンジポルノ1,628件で最多
警察庁のまとめによると、2021年に全国の警察でドメスティックバイオレンス(DV)の相談が8万3,042件(確定値)に上ったことが分かった。前年に比べ399件増え、2001年のDV防止法施行後の最多を更新した。
ストーカーの相談は1万9,728件で461件減少したが引き続き高水準。2021年8月施行改正ストーカー規制法で禁止された全地球測位システム(GPS)機器を悪用したケースは、施行後で延べ152件だった。
復讐のために相手の裸の写真などを流出させるリベンジポルノの相談は1,628件で最多を更新。被害者と加害者がインターネット上で知り合った事案が2割を占めた。
DV被害者の性別は女性74.8%、男性25.2%で、男性が増加傾向。30代が26.4%と最も多く、20、40代も20%台だった。ストーカー被害者は87.6%が女性。20代が最多。
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1月の完全失業率2.8% 求人倍率1.20倍 雇用環境改善
総務省によると、1月の全国の完全失業率(季節調整値)は2.8%で前月比0.1ポイント上昇した。上昇は2カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため「まん延防止等重点措置」が各地に適用されたことで雇用環境が悪化したことが影響した。
一方、厚生労働省によると、1月の有効求人倍率(季節調整値)は全国平均で1.20倍となり、前月比0.03ポイント上がった。上昇は2カ月ぶりで、2020年4月(1.31倍)以来の高水準となった。
1月に企業からハローワークに出された新規求人は、前年1月より14.6%増えて、前年同月を10カ月連続で上回った。
産業別の新規求人を前年同月に比べると、「宿泊業・飲食サービス業」はプラス38.8%「製造業」はプラス38.5%などとなっている。