1月有効求人倍率 0.05㌽上昇して1.10倍に 完全失業率2.9%

厚生労働省が3月2日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.05ポイント上昇して1.10倍だった。緊急事態宣言の再発令に伴って求職活動を控える動きが広がり、2カ月ぶりの上昇につながった。
総務省が同日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は2.9%だった。男女別の失業率は男性が3.2%、女性は2.6%だった。完全失業者数前年同月比38万人増の197万人。

米ファイザーワクチン 医療用冷凍庫で最大2週間保管可能に

米国製薬大手ファイザーは3月1日、新型コロウイルスナのワクチンを、零下15~25度の一般的な医療用冷凍庫で最大2週間保管できるようになったと発表した。3月1日から適用される。国の審査機関が認め、添付文書を改訂した。これまでは零下70度前後での冷凍庫での保管が必要とされていた。

20年日本のASEAN直接投資 前年比38.6%減の2兆2,906億円

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイ財務省のまとめによる国際収支統計(速報値)で、2020年の日本のASEANへの対外直接投資(ネット、フロー)は、前年比38.6%減の2兆2,906億円と4年ぶりに減少した。
ASEAN向けは日本の対外直接投資全体の12.2%を占め、中国向け(1兆2,865億円)のおよそ2倍弱に上り、欧州向け(2兆5,291億円)とほぼ同額。ASEANの国別では直接投資が多かった順に、シンガポールが48.3%減の9,024億円、タイが0.6%増の4,758億円、インドネシアが64.3%減の3,617億円、ベトナムが7.4%減の2,517億円、マレーシアが2.7倍の1,789億円、フィリピンが23.2%減の1,421億円となった。その他ASEANはマイナス220億円だった。

20年日本沿岸の海面水位が過去最高に 平均値より87ミリ高

気象庁は2月25日、2020年の日本沿岸の平均海面水位が平年(1981~2010年の平均値)より87ミリ高くなり、統計を開始した1906年以降最も高くなったと発表した。暖かく体積の大きい黒潮が関東・東海の沿岸に多く接近し、海面が盛り上がったことが要因としている。
地区別にみると、関東・東海の沿岸が132ミリ、北陸から九州の東シナ海側が102ミリ、近畿から九州の太平洋側が73ミリ、北海道・東北の沿岸が40ミリ、いずれも平年より高かった。

20年日本沿岸の海面水位が過去最高に 平均値より87ミリ高

気象庁は2月25日、2020年の日本沿岸の平均海面水位が平年(1981~2010年の平均値)より87ミリ高くなり、統計を開始した1906年以降最も高くなったと発表した。暖かく体積の大きい黒潮が関東・東海の沿岸に多く接近し、海面が盛り上がったことが要因としている。
地区別にみると、関東・東海の沿岸が132ミリ、北陸から九州の東シナ海側が102ミリ、近畿から九州の太平洋側が73ミリ、北海道・東北の沿岸が40ミリ、いずれも平年より高かった。

フィリピン・マニラ首都圏などの外出制限3月末まで延長

フィリピン政府は2月27日、新型コロナウイルス対策でマニラ首都圏などを対象に実施している外出・移動制限措置を、3月31日まで延長すると発表した。新型コロナウイルスの変異種が国内で確認されるなど、新規感染者数が足元で約4カ月ぶりの高水準になり、感染拡大のリスクが高まっていることから緩和を見送る。

フィリピン・マニラ首都圏などの外出制限3月末まで延長

フィリピン政府は2月27日、新型コロナウイルス対策でマニラ首都圏などを対象に実施している外出・移動制限措置を、3月31日まで延長すると発表した。新型コロナウイルスの変異種が国内で確認されるなど、新規感染者数が足元で約4カ月ぶりの高水準になり、感染拡大のリスクが高まっていることから緩和を見送る。