東京五輪・野球の準決勝戦が8月4日行われ、日本・侍ジャパンは韓国に5-2で勝ち、7日の決勝戦進出を決め、銀メダル以上が確定した。日本は2008年北京五輪の準決勝戦で敗れた韓国相手に、14年越しの雪辱を果たした。
試合は2-2の接戦で終盤へ。これにけりをつけたのは8回二死満塁での山田の一振り。交代投手の代わりばな、ストライクを取りに来た、やや甘く入った初球のストレートを迷いなく振り抜くとレフトオーバーの大飛球、あと少しでスタンドインの二塁打となり、満塁の走者をホームに迎え入れた。
レスリング女子 川井友香子が金
東京五輪レスリング女子62㌔級で8月4日、川井友香子が決勝でティニベコワ(キルギス)を破り、金メダルを獲得した。
国内の新規感染者1万4,207人 14都府県で最多更新
新型コロナウイルスの新規感染者数は8月4日、国内で最多の1万4,207人が確認され、14都府県で過去最多となった。
このうち、東京都では4,166人の感染者が判明した。また、自宅療養者は1万4,783人に上り、6日連続で最多を更新した。東京都の感染者の年代別にみると、最多は20歳代の1,380人、30歳代以下が全体の67%にあたる2,776人を占めている。ワクチン接種が進んだ65歳以上の感染者は131人で、3%にとどまっている。
中国21~25年の高齢・託児施設の整備方針を発表
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の国家発展改革委員会はこのほど、「第14次5カ年(2021~2025)計画における高齢化社会と託児施設の建設実施案」を発表した。
高齢化の加速や「二人っ子政策」による育児・託児負担の増大を背景に、高齢者サービス・託児サービスへのニーズが高まっていることを踏まえ、2025年までに高齢者・託児施設を整備。在宅・社区(コミュニティ)・施設が連携した両サービス体系の構築・整備を目指す。
公的高齢者・託児施設を建設する際に、それぞれ平均投資額の3割、6割、8割を中央財政から補助する。社区の施設や高齢者サービスを展開している医療機関については、ベッド1床ごとに2万元(約34万円、1元=約17円)、民間企業による託児施設については、乳幼児の預かり枠を1枠増やすごとに1万元を補助する。
中国では高齢者は今後5年間で、60歳以上の高齢者が毎年約1,000万人ずつ増加するとされている。
21年上半期の特殊詐欺被害額128億円 9割は高齢者
警察庁のまとめによると、2021年1~6月の特殊詐欺の被害額(暫定値)は、前年同月比4億1,000万円減の128億8,000万円だった。過去10年で最少となったが、いぜん高水準で推移している。認知件数は前年同期比37件減の6,840件。うち65歳以上の高齢者の被害が約9割の6,018件に上った。手口別では還付金詐欺が1,733件で同970件増となったほか、おれおれ詐欺が同373件増の1,418件などとなっている。摘発人数は同72人減の同1,102人。全体の70.4%の776人が詐取金受け取り役の「受け子だった。」
ボクシング女子フライ級で並木月海が銅メダル
東京五輪ボクシング女子フライ級の準決勝戦が8月4日行われ、五輪初出場の並木月海が、2012年ロンドン五輪5位のストイカジェリアスコバ・クラステバ(ブルガリア)に0-5で敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。3位決定戦がないため、銅メダルが確定した。
日本サッカー男子 スペインに惜敗 金メダルの夢散る
8月3日行われた東京五輪サッカー男子の準決勝で、日本はスペインに120分の延長戦の末、0-1で敗れ決勝戦に進めず、大目標としていた悲願の金メダル獲得の夢は砕け散った。この結果、日本は6日に行われる3位決定戦に回る。相手はメキシコ。勝てば1968年メキシコ五輪に並ぶ銅メダルで、過去最高成績となる。
屋比久翔平 グレコローマン77㌔級で銅メダル獲得
屋比久翔平はレスリング男子グレコローマン77㌔級で銅メダルを獲得した。8月3日に行われた3位決定戦でイランのゲラエイにテクニカルフォール勝ちした。グレコローマンでは日本最重量の表彰台で、個人競技では沖縄出身初のメダリストになった。
橋本 体操男子鉄棒で金メダル 個人総合と2冠に
東京五輪体操男子の種目別の鉄棒で橋本大輝(19)が金メダルを獲得し、個人総合とともに2冠を達成した。体操男子の種目別鉄棒の金メダルは37年ぶり。高得点を狙い難易度の高い技に挑戦し、落下する選手が相次いだ中、橋本は王者の風格を漂わせ、落ち着き払い抜群の安定感で、難易度の高いプログラムを演じ切った。
鉄棒種目別に出場した北園丈琉は6位だった。
スケボー女子で四十住が金,開が銀 10代が上位独占
東京五輪の新種目、スケートボード・女子パーク決勝が8月4日行われ、日本勢の10代が上位を独占した。金メダルは19歳の四十住(よそずみ)さくら、銀メダルは12歳の開心那(ひらき・ここな)。15歳の岡本碧優(みすぐ)が4位。母親が日本人の13歳、スカイ・ブラウン(英国)が銅メダルだった。
銀メダルの開は、スケートボード・ストリートの西矢椛(13)を抜き、12歳11カ月という日本史上最年少のメダリストとなった。