東京商工リサーチのまとめによると、7月28日16時時点で、新型コロナウイルスの影響で経営破たんした企業は、小規模倒産含め累計1,847件に上った。この内訳は負債額1,000万円以上で1,754件(倒産1,650件、準備中104件)、負債額1,000万円未満で93件。
柔道女子70㌔級で初出場の新井千鶴が金 消耗戦制す
連日金メダルを獲得している柔道でまた快挙だ。7月28日行われた柔道女子70㌔級で五輪初出場の新井千鶴が金メダルに輝いた。新井は準決勝、決勝戦とも体力消耗の相次ぐ延長戦を粘り強く勝ち抜き、激闘を制した。この結果、日本柔道勢として5日連続の金メダル獲得となった。
体操男子個人で橋本大輝が逆転金 日本勢3大会連続V
7月28日に行われた体操男子個人総合決勝で、橋本大輝が大接戦を逆転で制し、金メダルを獲得した。内村航平の2連覇に続く日本勢3大会連続Vを達成した。19歳の橋本は個人総合Vで、2009年の世界選手権の内村の20歳を抜き、五輪、世界選手権での日本勢最年少優勝となった。18歳の北園丈琉も個人総合で5位と健闘した。
コロナ東京3,177人,全国で9,576人と初の9,000人超え
東京都は7月28日、新型コロナウイルスの新規感染者が3,177人確認されたと発表した。前日2,848人と過去最多を記録したばかりだったが、2日連続で最多を更新した。全国の新規感染者も初めて9,000人を超え、9,576人に上った。
神奈川、千葉、埼玉3県では同日、それぞれ1,051人、577人、870人が確認され、いずれも最多となった。感染力が強いデルタ株の感染拡大が全国に急拡大しているが、とりわけ首都圏での想定を大幅に上回る増え方が目立っている。
北海道・北東北の縄文遺跡群 世界遺産に登録決定
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は7月27日、青森市の三内丸山遺跡など17カ所で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道と青森、岩手、秋田の3県)を世界文化遺産に登録することを決めた。日本の世界文化遺産は20件目。
自然遺産も含めた世界遺産は7月26日に登録が決まった「奄美大島、徳之島、沖縄本島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)に続いて25件目。
IMF 21年日本の成長率を0.5㌽下方修正し2.8%に
国際通貨基金(IMF)は7月27日発表した世界経済見通しで、2021年の日本の実質成長率を2.8%とし、4月時点の予測を0.5㌽下方修正した。日米欧の先進7カ国(G7)で予測が悪化したのは日本だけだった。ワクチンの普及で米欧の景気の好転が伝えられる中、日本は感染再拡大により緊急事態宣言が再発令されるなど規制強化で、今年前半の経済活動が停滞したことを反映したもの。
世界全体の成長率予測は、4月時点と変わらず6.0%。1980年以降で最大だが、変異株(デルタ株)が広がる新興・途上国は0.4㌽悪化の6.3%とした。
インドネシアで新型コロナ感染1日の死者2,000人超
インドネシアで新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の広がりで、6月下旬から感染者が急拡大している。7月27日は新たに4万5,203人の感染が確認されたほか、亡くなった人は2,069人に上り、1日の死者としてはこれまでで最も多くなった。WHO(世界保健機関)のまとめでは、1日あたりの死者はインドネシアが最も多くなっている。
同国では首都ジャカルタを中心に感染が深刻で、医療体制がひっ迫。このため、自宅での療養を余儀なくされるケースも多く、医療関係者らでつくる団体は、6月下旬から7月27日までに2,705人の感染者が入院できず、自宅など病院以外で療養中に死亡したととしている。
柔道男子81㌔級で永瀬が21年ぶり金 4日連続金
柔道男子の金メダルリレーが続く。7月27日も81㌔級で永瀬貴規が、派手さはないが終始、粘り強い戦いの末、決勝戦を制し金メダルに輝いた。これで高藤、阿部、大野に続き4日連続の金メダル奪取となった。
ソフトボール 北京五輪以来13年ぶり連覇 米を零封
ソフトボールの決勝戦は7月27日夜、米国との間で行われ、大接戦となったが2-0で零封。北京五輪以来13年ぶり連覇を達成した。主戦・上野の好投に加え、後藤の急成長で、米国の打撃陣を封じ込めた。また、打撃陣も藤田を筆頭に数少ないチャンスを生かすバッティングが光った。
新種目サーフィン 男子で五十嵐が銀 女子で都筑が銅
東京五輪新種目でスケートボードに続き、サーフィンでも健闘、メダル獲得につなげた。第5日の7月27日、サーフィン競技が千葉県一宮町釣ヶ崎海岸サーフィンビーチで行われ、男子では五十嵐カノアが銀メダル、女子では都筑有夢路が銅メダルにそれぞれ輝いた。